342.頭がいい人の読書術 尾藤 克之

毎日の時間に「読書タイム」があると、人生は豊かになります。
日々の生活のなかに、ほんの少し読書の時間があるだけで、心にゆとりができ、仕事もプライベートも充実していくはずです。

好きな本に囲まれ、好きな本と過ごす時間は、何ものにも代えがたいもの です。
私自身、多くの本を読み、アウトプットすることで成長することができました。
1日1冊の読書習慣で、人生は好転するのです。


ビジネス書や実用書は、多くの場合、 キラーコンテンツ(著者にとって、最も伝えたいこと)を、最初に持ってくる傾向が強い です。

つまり、第1章を読めば、おおむね、その本のクオリティや、内容、著者の主張は理解できることになります。

「はじめに」「おわりに」「第1章」を読めば、  内容の7割は理解できる。

私はこれまで優に1万冊以上の本を読み(インプット)、7000冊以上の本を記事化する(アウトプット)作業を繰り返してきました。ここ数年は、1年に1000冊の本を読み、400本の記事を書いています。

その過程から得た結論は、  アウトプットのベースになるのは  読解力であり、理解力  ということ


具体的に期限を設定することで集中力が高まります。 集中力が高まれば効率がアップすることは間違いありません。  これについては、精神科医の樺沢紫苑さんが、「人は追い込まれることで脳内でノルアドレナリンが分泌されること」「ノルアドレナリンは、集中力を高め、学習能力を高め、脳を研ぎ澄ます」ことを効果として挙げてい


時計やスマホは、キッチンタイマーのような数字のみを計ることを目的に設計されていません。また、視線が移動しますから気が散ります。キッチンタイマーを用意することで時間がよりリアルに伝わってき

 

ニュースキュレーションアプリ(スマートニュース、グノシーなど)です。  ICT総研の市場動向調査(2018年5月発表)によれば、ニュースアプリの利用者は2020年度末には5630万人へ伸長することが予想されています。

国民の4割(5000万人)が使用することになれば、それは巨大なメディアといっても過言ではなくなります。  ニュースキュレーションアプリの使用者は、 30 ~ 50 代が中心といわれていますが、これは主要なネットニュースの読者層ともかぶります。主要なネットニュースの読者が移行していると考えることができるから


文章で効果的に伝えるために大切なものが、「フック」です。   最初の100文字。レポート用紙で最初の3行はとくに重要 です。この3行で読者の心にフックが掛からないと読んではもらえないから

 

私は、現在、 50 歳を過ぎました。人生の残り時間が気になっています。そのようなときに、役立つのが読書です。他人の経験や知識を、本を通じて自分のものにすることができるからです。正しい読書法を身につければ、数十人分の知識や経験を身につけることも可能です。

 

 

341.朝8時までの習慣で人生は9割変わる 市川清太郎

さて、朝8時までの時間を有効に活用するためには、基本的に「早起き」 が欠かせません。  現在、私は 毎朝4時頃に起床 しています。  そこから、副業である「会社経営」の仕事を自宅で行い、子供を保育園に送ってから 朝7時半頃に出社 します。

その後、「その日の仕事の段取り」を朝8時までに済ませるようにしています。  つまり、私は「副業の会社経営」と「本業の仕事の段取り」という最も大切な仕事を、朝8時までに全て片づけるようにしている の


「はじめに」でも書いたとおり、私は朝8時までに、大切な仕事をほぼ全て片づけるようにしています。  なぜ、朝8時までなのでしょうか?  それは、「朝8時までの過ごし方が人生を決める」という信念があるから

 

 私の処女作である『ズレるが勝ち』(経済界刊)にも書きましたが、成功するための秘訣は「いかにズラすか」、つまり、「いかに他人との差別化を図るか」 が大事だと、私は考えています。   他の人と同じことをやっていたら、成功するのは難しい と思い

 

ですから、仮に海外に移住すれば、あなたは他人との差別化を簡単に図ることができます。なぜなら、海外に住む日本人は、日本国内に住む日本人よりも希少だからです。海外に住んでいるというだけで、あなたは「日本人の1%」に入ることができるのです。   海外に移住することは、他人との差別化を図るための効果的な方法の1つ といえるでしょ

 

人生を変えるために必要なのは、「ほんの少しの差」です。  であれば、 まずは毎日の起床時間を「ほんの少しだけ」ズラせばいい。 はじめは 30 分でもかまわないから、起床時間を少しだけズラせばいいのです。  このことを腹の底から理解し、 日々の習慣として「ほんの少しズラすこと」を実践できれば、あなたの人生は確実に変わり始めるはず

 

しかし、桜井さんは、運命を変えるために一番大切なのは「変化に間に合うこと」だといいます。   全てのものは絶え間なく変化しているけれども、それにリズムを合わせることができれば、自然に運命は変わる。  桜井さんは、そのように主張してい

 

変化に間に合わない人は、「間」が抜けています。  そのため、「間抜け」 と呼ばれ、運気を落とす結果になります。  例えば、相手を批判する言葉として、「あいつは間抜けだなあ」といったりしますが、これは「あいつはどうもタイミングが悪いなあ」という意味

 

では、世の中の変化に間に合うためには、どうしたらいいのでしょうか?  桜井さんは「小さな変化に気づく感性」、そして、 自分の身を常に「間の中」に入れておくことが大切 であると書いてい

 

先ほどの「あと一歩で電車に乗り遅れてしまった」という例を出すまでもなく、時間に追われている生活を送っていると、自分を「間の中」に入れておくことはできません。  結果として、電車を逃すだけでなく、運も逃すことになります。   大事なのは、秀吉のように時間を先回りして、変化に間に合うこと

 

では、時間を先回りするためには、いったいどうしたらいいのでしょうか?  私は、そのために必要なのが「早起き」 であると考えています。  早起きをすることが、結果として、自分の身を「間の中」に入れておくことにつながるのではないでしょう

 

いずれにしても、 早起きは運気を上昇させるきっかけになり、逆に、朝寝坊は運気を落とすことに

 

「体内時計のリセットポイント」の基本的な考え方は、「食べない時間が一番長いところ」で、体内時計がリセットされる ということ

 

目標も、 短期的な目標と長期的な目標、両方が大切 です。  今、あなたがワクワクできるのは、いったいどんな目標でしょうか?  例えば、「 50 年以内に世界から戦争をなくし、平和な世の中を作る」という長期的な、壮大な目標でしょうか?

それとも、「3年以内に1億円の資産を作る」といった短期の目標でしょうか?  もしも、あなたが、長期的な目標の方にモチベーションを感じるのであれば、長期的な目標を持てばいいでしょう。

逆に、短期的な目標に魅力を感じるのであれば、短期的な目標を立てるといいと思います。  要は、 あなたが目標に対して、「どれくらいワクワクできるか」が重要 なの


 現在、私は「1年以内に 10 億円の資産を作る」という目標を立て、その目標を人に話すようにしています。  そうすると、「それは無理なんじゃないか」という人がいます。  その一方で、「それならば、こういうことをした方がいいよ」 という具体的なアドバイスをくれる人もいます。

 もちろん、大事なのは、後者の「具体的なアドバイス」 です。  そして、それは私が「1年以内に 10 億円の資産を作る」という目標を人に話さなければ決して得られ


1つだけつけ加えておくと、朝の時間帯は、 温かいコーヒーなどを飲むといい でしょう。
 私自身も、朝は温かいコーヒーを飲むことを習慣にしています。

 朝起きたばかりの時間帯は、体温が低く、車でいえば、エンジンが冷えきっている状態です。

 いち早く体温を上げるためには、温かいコーヒーなどが効果的です。  もちろん、コーヒーが嫌いという方は、お茶や紅茶などでもかまわないと思います。

 とにかく、 温かい飲み物で、いち早く体温を上げることが大切


人間は、時間の制約があるからこそ、仕事や勉強の効率を最大限に高めることができる

では、ここで質問です。仮に、あなたが借金をして自宅を買ったとしたら、その自宅は「本物の資産」といえるのでしょうか?  答えは「NO」です。

 なぜなら、 自宅は基本的に、お金を生み出さない からです。
 その一方で、「毎月のローン」 という形で、あなたの財布からお金を奪っていき


 もしも人生を変えたいのならば、社外の人たち、別業界の人たちとも、積極的に付き合っていかなくてはいけません。  よく「類は友を呼ぶ」といわれますが、私の経験でも、 人間の人生は「長く時間をともにしている5人」を平均したものになる ような気がし


ここは本当に重要なので、ぜひ強調しておきたいです。私の経験でいうと、『ズレるが勝ち』(経済界刊)を出版してから、人脈と情報の幅が格段に広がりました。商業出版が無理でも、自費出版もありますし、ブログやSNSなど、媒体はたくさんあります。まずは、自ら情報を発信することが大切


子供向けの塾を経営していた森さんは、あるとき、 勉強ができる子とできない子の決定的な違い に気づいたそうです。  両者の違いとは何か?  それは、 勉強ができる子は、「今、勉強をやりたいか、やりたくないか」という自分の気持ちとは無関係に、まずは「勉強をやる」という行動に移してしまう そうです。

 勉強ができる子は、勉強をしているうちに、「あれもやりたい」「これもやりたい」という形で、どんどんモチベーションがわいてきます。  一方、 勉強ができない子は、「やりたい」「やりたくない」というモチベーションに左右され、なかなか勉強に集中できない そう

 

つまり、勉強のできる子が「勉強」→「感情」 の流れで動くのに対し、勉強ができない子は「感情」→「勉強」 の流れで動いているというの

 

とにもかくにも、「面倒くさいな……」「イヤだな……」と感じるときほど、まずは手を動かしてみましょう。   手を動かせば、やる気はあとからついてくる はずです。  それが、 仕事を先延ばしせず、「すぐやる人」になるための秘訣

 

また、私はできるかぎり書店に足を運ぶようにしています。  なぜなら、 書店というのは、情報の宝庫 だから

 

一般的には、興味のある売り場に行き、欲しい本や雑誌を立ち読みしたり、購入したりすると思います。  しかし、私の場合、まずは「自分が興味のないジャンル」 に足を運びます。  これが、 書店で効果的に情報収集をするコツ

 

そもそも、ジャンルとして売り場が確立されていたり、雑誌が発行されたりしているということは、そこに「確実な需要」 があるということです。

 自分が全く知らない世界であったとしても、「ニッチな世界」 というのは、ただ認知されていないだけで、確実に市場が存在します。  そして、そうした市場こそ、中小の事業者がほんの数社で独占していることも多いため、 やり方次第で、ビジネスチャンスが生まれることも多い の

 

拙著『ズレるが勝ち』(経済界刊)にも書かせていただきましたが、 現在は「所有」から「活用」に時代が移ってい


 例えば、AKB 48 の産みの親として有名な秋元康さんは『秋元康の仕事学』(NHK出版刊)という本の中で「一行日記」 という手法を推奨しています。

 一行でいいから、毎日、日記を書いてみる。そうすると、日々、何かを感じなければならず、感じることが習慣になります。

 感じることが習慣になれば、日々の小さな変化に気づくことができるようになるでしょう。小さな変化に気づけば、変化に間に合うこともできます。 「メモを取れといわれても、何をメモすればいいのか、よくわからない」という方は、秋元康さんが推奨する「一行日記」から始めてみてはいかがでしょう


つまり、 机や部屋が汚い人は、思考がバラバラで、心の状態も乱れている ということです。

 思考のまとまりがなければ、仕事で良い発想など生まれるはずがありません。   机や部屋など、まわりの環境をキレイに整えていくと、思考が整理され、不思議と心の状態も安定してくる もの


自己啓発の大家であるデール・カーネギーは『人を動かす』(創元社刊)という本の中で、「名前は、当人にとって、もっとも快い、もっとも大切なひびきを持つ言葉である」 と書いています。

 人間にとって、名前は重要です。
 だからこそ、相手の名前を覚えることは、良好な人間関係の初歩であり、そのために有効なのが、あえて積極的に名前を呼ぶことなの


また、初対面で私が重視しているのは、「自分がどんな人間なのか」「自分はどんなことをしているのか」を1分間で簡潔に説明する ことです。

 再三お話ししているとおり、私は時間を何よりも大切にしていますが、自分が時間を大切にしている以上、 相手の時間も尊重 しなければなりません


その中で感じたのは、「自己啓発書の要点」は、実は、たった一言でいい表すことができるのではないか ということです。  では、一言でいうと、「自己啓発書の要点」とは、いったい何なのでしょう


それは、「いかに今の自分を壊すか」 ということです。  極端な話ですが、あなたが今の考え方や行動を全て変えてしまえば、あなたは確実に今の自分を壊すことが


 例えば、あなたがレストランに行ったとしましょう。  注文するのは、おそらく一番食べたいものですよね?  そこで、 あえて一番食べたくないものを注文 してみる。

 もしも行きつけの居酒屋があるのだとしたら、あえて違う場所に行ってみる。
 もしくは、今、勤めている会社を思い切って辞めてしまう。
 そうしたことを1つひとつ実践していけば、あなたは確実に変わるはず


私がこの本を通じて、一貫して主張してきたのは「朝8時までの習慣を変えることで、人生が変わる」 ということです。
 習慣を変えれば、今の自分が壊れます。   習慣を変えることで、あなたの人生は劇的に変わる 

 朝8時までに仕事を終わらせてしまうことは本当に有効。
また、習慣を作るためにはまず最初の1歩をとりあえず実行すること。
小さな変化に気づくことが重要。
気づくためには準備が必要。

340.最高の体調 ACTIVE HEALTH 鈴木祐

「デジタルデバイスが近くにあるだけで、認知機能は大きく低下する。デバイスの存在を近くに感じた時点で、目の前の作業に使える認知のリソースは減ってしまうのだ」  スマホは現代人の生活を大きく変えましたが、そのいっぽうで古代に生まれた脳は技術の発達に追いつけず、限りある認知のリソースをムダに消費しています。 その点で、現代人の集中力の低下も立派な文明病のひとつなの

 

部屋の換気は私たちの腸内環境を左右し、ひいては体内の炎症にもインパクトをあたえます。現代では、人間とバクテリアが共存できる住居こそが理想の空間なの

 

同じものばかりを食べると、腸内細菌の多様性が限られてしまいます。できるだけ幅広いジャンルの発酵食品を取り入れて

 

その結果は、「良好な社会関係」の数字がずば抜けており、孤独だった人に友達ができた場合は最大で 15 年も寿命が延びる傾向があったとのこと。 健康への効果はエクササイズやダイエットの約3倍に当たり、なんと禁煙よりも「友人」のほうが影響が大きいというから衝撃的

 

ちなみに、公園や森林は、腸内フローラの改善にも重要な役割を果たします。緑が多いエリアには、空気中に有用な微生物が漂っているからです。3章『2 衛生的な生活が免疫システムを狂わせる』でも紹介したグラハム・ロック博士の言葉を再び引きましょ

 

「自然の大気には大量の微生物がふくまれており、空気中で代謝と増殖をくり返している。花粉のような微粒子が微生物を運んでいるからだ。大気中の微生物は、わたしたちの呼吸器から体内に入っ腸へ向かい、免疫システムに影響を

自然の大気を吸い込むだけでも、わたしたちの腸内環境は改善していきます。自然のなかで過ごすと体調が良くなるのは、腸内環境が正常化したおかげも大きいのでしょう。まさに公園こそ、科学的に正しい「パワースポット」なの

 

いまの研究レベルでは「どれぐらい自然のなかで過ごすのが最適か?」という疑問に答えは出せないため、 最終的には自分のライフスタイルを崩さない範囲で、自然との接触レベルを最大化していくのが答えになる

 

「多くの人は、自分のネットワークに新たな友人が加わると、昔のネットワークとはコンタクトしなくなっていく。親密な関係を維持するためには、多大な認知機能と感情の投資が必要になるのが大きな原因だろう」   ヒトの認知リソースは大勢の友人をさばくようにはできていないため、1回につき5人前後としかな人間関係を築けない、というわけ

 

孤独に悩む人にとっては、これほどシンプルな解決策もないでしょう。もしあなたが内向的で人見知りだったとしても、コミュニケーションに自信がなかったとしても、接触の時間さえ増やせば相手の好意は得られるのですから。  先のメタ分析によれば、この効果の影響が最大になる接触回数は 10 ~ 20 回とのこと。このレベルを達成するまでは、まずは淡々と接触を積み重ねていきましょ

 

たちが他者に与えられる最強のプレゼントは「信頼」です。  相手に「こいつは絶対に自分を裏切らない」と感じさせれば、そこには必ず強固な同盟関係が生まれます。マーク・トウェインが残した「彼は人を好きになることが好きだった。だから、人々は彼のことを好きだった」という一文は、科学的にも正しいの

 

・公園の活用:2日に1回は公園に出かけ、木々の中で最低 10 分は過ごしてください。余裕があれば、1ヶ月あたりの自然との接触時間を150分以上にまで伸ばすように意識してみると、さらに大きなメリットが得られ

 

「私たちは自分の感情をコントロールし、意図的に影響を与えることができる。自分のストレスをいかに言葉や思考に変換するかで、どんな感情も再構築できるのだ」  たとえば、いきなり道端で知らない人に怒鳴られたとしましょう。普通なら「なんだこいつ!」と頭に血がのぼる場面ですが、一歩引いて「何か悪いことがあったのかもしれない」などと考え直してみるのも「リアプレイザル」の一種です。それだけで、ある程度は感情の波がおさまっていくはず

 

専門家の意見が一致した「良質な睡眠」のサインは次のようなものです。 ・眠りに落ちるまでの時間が 30 分以内 ・夜中に起きるのは1回まで ・夜中に目が覚めた場合は 20 分以内に再び眠ることができる ・総睡眠時間の 85 パーセント以上を寝床で使っている(昼寝や通勤電車内での居眠りなどの合計が 15%を超え

 

睡眠負債を返したければ、まずは日中に太陽の光を浴びる時間をできるだけ増やしたうえで、夜には室内の照明を限界まで暗くしてみて

 

実は、睡眠に問題がない狩猟採集民でも昼寝を行います。  カリフォルニア大学がボリビアのチマネ族の暮らしを3年にわたって記録した研究では、次の事実があきらかになりました。 ・夏の時期は、年間の睡眠時間の 22%を昼寝に使う ・冬の時期は、年間の睡眠時間の7%を昼寝に使う  狩猟採集民の世界でも、昼寝で体力の回復を計るのは普通のよう

 

まずわかったのは、どんな運動でも、ある程度の負荷があれば脳には良い影響があるという事実です。 筋トレでもランニングでも水泳でも、ジャンルはなんでもかまいません。とりあえず体を動かしておけば、あなたの脳機能は確実にアップします。  運動で脳のパフォーマンスが上がる最低ラインは次のとおり

 

・1回のセッションで 45 ~ 60 分ぐらいの運動をするとストレスが改善し、認知機能も向上しやすくなる ・「週に2回の運動」と「週に4回の運動」を比べた場合、両者に大きな効果の差はない ・運動のレベルは「軽く息があがるぐらい」から「ヘトヘトになるぐらい」までの範囲で行わないと意味が

 

基本的には「1回 45 分の少しキツい運動を週に2回」のペースで行うのが、脳機能のアップが見込める最低のラインです。 あなたのパフォーマンスを限界まで発揮させるためにも、ぜひこの基準を守ってみて

 

もちろん、ポルノやジャンクフードが悪だと言いたいわけではありません。大事なのは、現代にあふれる超正常刺激の存在に気づき、自分の反応を調節していくことです。ポルノやジャンクフードに操られるのではなく、こちらがコントロールする側に立つの

 

さらにデジタル断食の初歩として効くのは、あらかじめSNSやメールのチェック時間を決めておくことです。ブリティッシュコロンビア大学の実験によれば、スマホの通知を切ってメールチェックの回数を1日に3回までに減らした被験者は、仕事中の緊張やストレスがやわらいでい

 

やり方は簡単で、「 12: 00 ~ 12: 30 までメールチェック」「インスタグラムは月・水・金だけチェックする」とスケジュール帳に書き込んでおくだけ。それだけで、あなたの生産性と幸福度には大きな差が出ます。最初は軽い不安に襲われるかもしれませんが、少しずつ「興奮」の感情システムが落ち着き、やがて「満足」のシステムが起動していくはず

 

ミシガン州立大学が約 20 万人分のデータを精査したメタ分析によれば、人間は以下の4つの価値観に幸福を感じやすい性質を持っています。 ・自治:どれだけ人生を自由にコントロールできるかどうか ・多様性:仕事や人間関係に多彩さがあること ・困難:人生のタスクに適度な難しさがあること ・貢献:他者の役に立っているかどうか  いずれも納得の要素ですが、このなかで飛び抜けて抜けて影響が大きいのは「貢献」です。 自分の行動が他者に良い影響を与えていると確信できたときほど、私たちの幸福感は高まりやすくなり

 

キング牧師が聴衆に語りかけた「人生で最も永続的でしかも緊急の問いかけは、『他人のために、いまあなたは何をしているか』である」という言葉は、定量的なデータでも裏付けられた事実なのです。  もし未来の選択に不安を感じたら、試しに「誰かの役に立つ行動はなにか?」を考えてみてください。  その瞬間にあいまいだった未来は〝いまここ〟に収束し、不安が情熱に変わります。価値観に沿った行動を取る限り、あなたの未来には、もはや失敗がありえないから

 

2000年も前にストア派の哲学者セネカは「生涯をかけて学ぶべきことは、死ぬことである」と書き残し、紀元前 23 年にはローマの詩人ホラティウスが「明日のことはできるだけ信用せず、その日の花を摘め」と歌い、聖書にも「飲みかつ食べよう、明日には死ぬのだから」との語句が登場します。「死を想え」は、世界最古のライフハックのひとつと言えるでしょ

 

紀元前5世紀にインドで生まれたゴータマ・ブッダは、菩提樹の下で悟りを開いたあと、人類の不安に独自のソリューションを提供しました。 ひとことで言えば「すべての欲望はフィクションだと気づきなさい」というものです。  当然ながら、人間社会はさまざまな欲望で動かされています。美味しいものを食べたい、ビジネスで成功したい、好きな異性と結ばれたいなど、いずれも社会を前に進めるためには欠かせないガソリンです。  ところが、そのいっぽうで、欲望は果てしない不満も生みます。美味しいものを食べれば食欲が増し、よい車を買えば傷や汚れが怖くなり、大きな会社に入ったら周囲の社員に嫉妬が生まれたりと、その果てに待つのは、ローマ帝国の滅亡をもたらした「パンとサーカスの都」だけでしょ

 

さらにブッダは、「自分という存在」すらフィクションだと喝破しました。  もちろん〝いまここ〟で行動をする主体は存在しますが、結局のところ、私たちは遺伝子を残すために生まれた巨大なシステムの一部でしかありません。「自分」とはあくまで環境とのやり取りのなかに生じる自然現象のひとつであり、なにも変化しない絶対的な自己は存在しえません。ありもしない自己に執着心を持つからこそ、不安が生まれるのだとブッダは言い

 

「人間のうちにある諸の欲望は、常住に存在しているのではない。欲望の主体は無常なるものとして存在している。束縛されているものを捨て去ったならば、死の領域は迫ってこないし、さらに次の迷いの生存を受けることもない」(ウダーナヴァルガ 中村元

 

これが、仏教で言う「悟り」の基本的なアイデアです。確かに、欲望と自己をフィクションだと認識できれば、そこに不安は生まれようがないでしょう。なんといっても、死の際に消えてしまうはずの自分

 

もともと存在すらしないのですから、輪廻転生のシステムに頼る必要もありません。その意味では、初期仏教こそが間違いなく究極のソリューションだと言え

 

すべてのデータを分析した研究チームは、〝ある感情〟を体験した回数が多い者ほど、心理的な不安

 

体内の炎症レベルが低いという事実に気づきました。その感情が、「畏敬」

 

2700人を対象に行われた別の調査でも、生まれつき「畏敬」を感じやすい性格の人ほど親切な行いが多く、目の前の欲望にも強い傾向が確認されています。どうやら「畏敬」の感情は私たちの不安を減らし、良い人間にさせる働きを持つようなの

 

畏敬の念によって様々なメリットが得られるのには、ここでもやはり時間感覚が影響しています。  なにかに畏敬を感じると、私たちは自分の小ささを思い知らされ、より大きな存在の一部になったかのような感覚を得ます。森のなかにひとりでたたずむときや、壮大な音楽に没頭しているときなどにふと訪れる、あたかも自分と外部の境界があいまいになったかのような、あの独特な意識

  第一に、現代人にとってもっとも畏敬にアクセスしやすいのが「自然」

畏敬を引き起こす第三の要素は「人」

 

ブッダ、キリスト、ガンジーアインシュタインといった歴史上の偉人は当然のこと、現役のスポーツ選手、タレント、政治家など、カリスマ性を備えた人物は、いずれも畏敬の念を生みます。彼らの偉業や徳性は人類にとって恒久的な価値を持つため、自然やアートと同じように、永遠と一体化した感覚を育てるの

 

自分が思わず感嘆や感動を覚えてしまうような人物であれば、誰を選んでも構いません。伝記を読むもよし、インタビューを漁ってみるもよし、あなたにとってのカリスマを掘り下げてみて

 

畏敬 ・自然:アウトドアの回数を増やすか、ナショナルジオグラフィックなどで壮大な自然の映像を見てください。宇宙論や数学の美しさを描いた科学書に触れてみるのも有効

 

・アート:定期的に美術館に出かけるか、美術書に触れましょう。自分にとって心地よいものだけではなく、あなたの世界観に衝撃を与えるものや、ちょっとやそっとでは理解できないような作品を選ぶ

 

・カリスマ:あなたが思わず感嘆してしまうような人物をひとり選び、その人の人生を掘り下げてみてください。名の知れた人物に限らず、自分の親戚や周囲の人間でも構いません。自分の心が動くような人物であれば、すべて畏敬の対象になり

 

多くの狩猟採集社会は、日々の仕事を「遊び」に近いイメージでとらえています。 「生活のために働く者がいるとすれば、それこそが彼らの真の落ち度なのだ」  ある研究では、ブッシュマンが語ったこんな言葉が記録されています。  人類学の世界では、狩猟採集社会には「重労働」や「苦役」といった概念が存在しないことが昔から知られていました。日々の狩りや移動生活などのハードワークを、彼らは負担だと考えていないようなの

 

アカゲザルの結果をヒトに当てはめるのは危険ですが、心理学者のレネ・プロワイエ博士が4100人に行ったインタビューでも、「人間の遊び心は幸福度と高い相関がある」との結論が出ています。 簡単に言えば、遊び心がある人ほど、幸福な人生を送っている傾向があったわけ

 

現代人の問題を解決するには、仕事・育児・勉強といった人生のあらゆる面を「遊び化」していく必要があります。  毎朝のように通勤ラッシュにもまれ、顧客に頭を下げながら嫌々ながらの残業をくり返し、帰ったらシャワーを浴びて寝る……。  そんな当たり前の日常を、できる範囲で遊びの場に変えていくの

 

生産性が高い従業員ほど決まった間隔で仕事をしており、平均で 52 分ほど働いたら 17 分だけ休むというインターバルを守る傾向があったのです。 彼らは意識的にこのメソッドを組み立てたわけではなく、試行錯誤をくり返すうちに特定のインターバルに行き着いたと言い

 

その後も似たようなリサーチが行われ、トップパフォーマーには以下のような傾向が見られました。 ・精肉工場の従業員: 51 分の労働と9分の休憩をくり返す ・農業従事者: 75 分の仕事の 15 分の休憩をくり返す ・プログラマー: 50 分の作業と7分の休憩をくり

 

たとえば、「ポモドーロテクニック」という有名な時間管理術です。  ひとつの仕事を 25 分ごとに区切り、その間に5分の休憩をはさむテクニックで、あらかじめ目標の時間を設定しておくことで作業に明確なルールを設定し、作業への没入感を高める効果が得られ

 

かつて学生から「人間は何のために生きているのか?」と質問されたアインシュタイン博士は、こともなげに答えました。 「他人の役に立つためです。そんなことがわからないんですか?」  みなさまのご多幸をお祈りしてい

 

 

339.コミュ障でも5分で増やせる超人脈術 メンタリストDaiGo

3人以上の友達がいるだけで、人生の満足度が 96%も上昇する ・最高の人脈は、仕事のモチベーションを700%アップさせる ・孤独だった人の人間関係が充実すると、寿命が 15 年

 

私は大人になっても協調性が低く、共感能力も高まっておらず、コミュ障気味な本質は変わっていません。間違っていること、効率の悪いこと、無駄の多いことに気づくと、場の空気など読まずに指摘してしまい

 

詳しくは『GIVE&TAKE』を参照していただくとして、結論は「短期的に見るとテイカーが有利だが、長期的にはギバーが成功する」 とされています(ちなみに、マッチャーはそこそこの成功か、そこそこの失敗にとどまり

 

ただし、教授はギバーには2種類あり、トップギバーとボトムギバーに分かれると分析。ボトムギバーは相手の見極めをせず、誰彼かまわず持てる知識や情報、資産などを与えてしまうので、結果的に成果を出せないと指摘しています。  逆にトップギバーは、ネットワークの中でどのようにギブすることが正しい行いなのかを自分で判断し、よりよい人間関係を作ることで成功していくの

 

そんなふうに、出会った人1人ひとりを損得勘定で見るテイカー的な視点で人間関係を築いていこうとすると、時間がかかるだけでなく、長期的な成功もおぼつきません。   相手がどんな人であるかは関係なく、5分ルールに照らし合わせてOKなら、あなたの持てるリソースからギブしていきましょう。  なかには、まったく何も返してくれない相手もいるでしょう。それはそれで、かまいません。  あなたがトップギバーのように行動していれば、必ずよいネットワークが広がっていき

 

「自分だけ得をしよう」と損得勘定をし、下心を持って広げていく人脈作りは、短期的に成果を生むことはあっても、長期的な人生の幸せにはつながりませ

 

セルフコントロール能力を高めたいのであれば、あなたから見て「こいつは集中力がすごい」「スイッチが入ったときの決断力がすごい」「あの人の誘惑に打ち克つ力はすごい」と思える人に近づいていきましょう。  それも、あなたのできる範囲で、可能な限り大きなベースから選び出すことです。そうやって作った仲間と一緒に過ごすことで、あなた自身のセルフコントロール能力も向上していき

 

リンクトインのような専門的な人材が集まるネットワーク上で、強く関わり合う時間を持ちましょう。 SNSは、熱中しすぎると弊害を生む一方で、やはり人と人とのつながりを強化するのには役立ちます。  相手の欲しい情報のリンクを張ることで、バーチャル世界の友人たちに価値を提供したり、彼らが関心のあるビジネスに自分が取り組んでいることを知らせたりすることができ

 

その結果、 最低でも 15 日に1回のペースで相手とコンタクトを取らないと、好意が薄れていく ことがわかりまし

 

一例を挙げると、心臓発作の患者において、最初の発作から1年間の生存率をさまざまな因子をもとに調査しました。  何が最も影響しているのかを探ったところ、 禁煙やエクササイズ、肥満度、アルコールの摂取量などよりも、「友達の数と質」が生死を分ける最も強い因子である ことがわかったの

 

ホルトランスタッドら研究チームは、孤独を感じている人は睡眠パターンが乱れ、ストレスホルモンが増加して免疫システムに異常が生じるなど、健康上の多くの問題を引き起こす可能性があると指摘しました。  また、ホルトランスタッドら研究チームの試算によると、 これまで孤独だった人が心の許せる友達を1人作っただけで、最大で寿命が 15 年も延びる 可能性があるとも指摘してい

 

ハーバード大学プリンストン大学の研究チームによる論文は、「年収が800万円を超えると幸福度は上昇しなくなる」 と指摘し、「持っている金銭の多寡よりも、お金の使い方、休暇の過ごし方が重要だ」 と分析してい

 

フリーランスなど個人で仕事をしている人(「職場」と呼べる環境がない人)は、 仕事周辺のコミュニティで友達を作る戦略 を取りましょう。コワーキングスペース(共有型のオフィススペース)で新たな友達を作るのも手ですし、昔からの友達と仕事をするようになるのも解決策

 

ちなみに、この研究で言う「社外とのネットワーク」は、よく顔を合わせる密なコミュニケーションではなく、定期的なメッセージのやりとり程度のものです。  こうした弱いつながりを開拓し、維持すると、 よりよい職場への転職、新たなビジネスのアイデア、キャリアアップにつながる情報などがもたらされ、収入が増えるチャンスに恵まれる のです。  つまり、第3章で紹介した方法で 社外につながりを広げてくれるスーパーコネクターを作り、社内には心を許せる友達を持つことが、ビジネスパーソンとしてほぼ最強のネットワーキング だと言え

 

❶「自己開示」で相手の心を開く ❷「イフゼン・プロファイル」で相手の信頼を得る ❸「類似性と帰属意識」を演出して打ち解ける ❹「共同作業と笑い」で一気に仲を深める ❺「SNS」を活用してメンテナンス

 

3つのキーワードには、自分を表す趣味や興味、人となりがわかるアイテムなどを当てはめます。 私の場合、「本・猫・料理」です。  これを具体化して、自己紹介のときに自己開示として使います。 「僕は『本』が好きで、1日に 10 冊、 20 冊は平気で読んでしまいます」 「僕は『猫』が好きで、家に2匹飼っているんですよ。溺愛しすぎて、その子たちのために本まで

 

気持ちが落ち着けば、本来のあなたの気質が戻り、トローリングを行うむなしさに気づけるはずです。  そこで、手軽なストレス対策としてオススメしたいのが、「グリーンエクササイズ」 です。  私も毎日やっていますが、グリーンエクササイズは 緑の中を1日5分から 20 分程度歩く というもの

 

関係を断ち切る基準となる、あなたをディスる人の共通点は、次のとおりです。 ・他人をダシにして笑いを取ろうとする人 ・がんばっている人のことを冷ややかな目で見る人 ・ターゲットに定めた人の一挙一動をあげつらい、ネタにする人 ・うわべでは「がんばれ」と言いつつ、裏では「失敗しそう」などと言う人 ・「これだから低学歴は……」と他者をレッテル貼りでひとくくりにする人   こうした傾向は、ネットやSNSでより拡大されて表に出てき

 

また、誰かのネガティブな部分に気づき、攻撃性が顔を出しそうになったら、相手のよいところを無理やりでも3つ、思い浮かべましょう。  このように注意を逸らして、ディスるのを止めることが目的

 

2018年、カナダのトロント大学の研究チームが1000人超の男女を集め、4つの実験を通じて、 カリスマ性のある人が持つ特徴 について調べました。  その結果、周囲から「カリスマ性が高い人」と評される人物は、次の特徴を備えていることがわかったのです。 ・他人を快適な気分にさせる ・他人にしばしば笑いかける ・誰とでもうまくやれる ・室内で存在感がある ・他人に影響を及ぼす能力が

 

・集団を導く方法を知っている  この研究から、私たちは「他人を安心させる」「リーダーシップがある」という2つの特性を備えている人にカリスマ性を感じることがわかりました。  また、研究チームは、 知性とカリスマ性には相関がない とも指摘しまし

 

1つ目の「アクティブ・リスニング」 は、 相手の言葉をきちんと聞き、その会話に含まれる重要な単語を選んで相手に返すトレーニング です。共感力、傾聴スキル、アイコンタクトを鍛えることができます。  2012年にアメリカのハーバード大学が行った実験で、「自分のことを話す」という作業は「おいしいごはんを食べたとき」や「お金をもらったとき」と同じくらい脳を興奮させることを紹介しました。  しかも、同実験では被験者に「お金をもらったら自分の話を止めるかどうか?」と確認したところ、大半はお金をあきらめる傾向が見られた の

 

私たちには、「自分の話を誰かに聞いてもらいたい」という根源的な欲求があり、それを受け止めてくれる人に対して好意を持ちます。  そのとき、 ただ聞くのではなく、うまく気持ちを乗せる質問ができると、それは相手においしい食事をおごったり、金銭的な報酬を渡したりする以上の喜びを与えることになる の

 

相手の発した言葉の中にある「感情の動く部分」に反応し、返していきましょ

 

約300人の男女をオンラインチャットで誘導し、初対面の相手と 15 分間ずつ会話を続けてもらい、誰がモテるのかを分析したものです。  すると、 質問が多い人( 15 分で9回以上)は、質問が少ない人( 15 分で4回以下)に比べて、相手に与える印象が格段によい ことがわかったのです。  自分の話をするのではなく、相手に興味を持ちながら「どういうことをされているんですか?」「それはつまり、どういうことなんですか?」と質問していき

 

例えば、「成功のために努力を惜しむな」「失敗してもあきらめるな」というメッセージを、発明家トーマス・エジソンは次のように言いました。 「成功したいなら1日 18 時間、1つのことに集中しよう」 「失敗などしていない。うまくいかない方法を700通り見つけただけ

 

 

338.自分を操る超集中力 メンタリストDaiGo

現在では1日 10 ~ 20 冊の読書をしつつ、企業アドバイザーや、講演・研修事業、TV出演、ニコニコ動画を放送するなど、一般の人たちを遥かに超えたアウトプットができるほどの集中力を身につけるようになりました。  今の私には、人よりも速く効率的に本を読み、多くのことを吸収し、それを活かした仕事でも大きな成果を上げている、そんな自信があります。 手に入れた今のポジションは「すべて集中力のおかげ」 と言っても過言ではないでしょ

 

 実際、 私の読書量は1日 20 冊なので、単純計算で常人の200倍の生産性を発揮していることになります(社会人の平均読書量は、月3冊であるとされています)。  集中力が手に入ると、仕事や勉強が短時間で終わり、評価や成績が上がるだけでなく、あり余った時間でプライベートも充実していくの

 

 集中力を発揮するとき、人は脳の前頭葉を使いますが、習慣化すると同じ作業を小脳が代わりに担ってくれるのです。  すると、何が起きるのか。   前頭葉の疲れる度合いが劇的に減り、集中力を発揮できる時間が延びていきます。 また、習慣化された行動については集中せずとも自動的に処理できるため、周囲からは、疲れていても集中できる人のように見えるの

 

猫背になったら、「いけない、いけない」と胸を張り、 肘 をついているのに気づいたら慌てて背筋を伸ばし、足を組んで座っていたらすぐに座り直す。文章にすると簡単なようですが、実際に試してみると想像以上の集中力が必要です。  たとえるなら、負荷の高いダンベルを使った筋トレのようなもの。 無意識の行動に「はっ」と気づき、改めるという行動をくり返せばくり返すほどウィルパワーを鍛えることができる

 

この実験の結果はさまざまなビジネスのマーケティングに影響を与え、今では「豊富な選択肢よりも絞り込んだ選択肢を提示したほうが成果につながる」 と考えられるようになっています。   多すぎる選択肢は、ウィルパワーを人間から奪い、結局、決断できなくなるの

 

ウィルパワーが一定以下になると、どうなるかというと、このジャムの実験で明らかになった

 

に「先延ばし」をしてしまうの

 

ところが、何か決定しなくてはいけない細かいことを、頭の中で「やりかけのまま」「先延ばし」にしておくと、無意識に 気にした 状態が続きます。  これを「決定疲れ」 といい、決定を放置し、後回しにした場合にウィルパワーが消費される現象を指します。つまり 人は、行動ではなく「意思決定」で疲れる の

 

一見、集中力がずっと続いているように見える人ほど、うまく休憩を挟み、短時間の集中状態をくり返しています。短時間だから疲れない。疲れていないからこそ集中状態をくり返せます。  ですから、私の講演などでよく寄せられる「うちの子はちっともじっとしていられないんです」「勉強しているな……と思ったら、すぐに飽きてしまっている」といったご両親の悩みは、お子さんが健全な証拠

 

この「集中力は長く続かない」という性質を逆手に取り、集中できる時間を効率的に使っていく方法があります。それは あらかじめ時間を短く区切り、「もうちょっとやりたかった」「もう少しやれたかな」というところで仕事や勉強を打ち切ってしまう方法

 

たとえば、 60 点程度の完成度で提出すればいい仕事について、100点を目指し、締め切りに間に合わない。あるいは、100点を目指す過程で疲れてしまい、結果的にはクオリティが下がってしまう。  なぜ、そうなってしまうかと言うと、人は選択肢が増え、決断する機会が増えるほど「迷い」が生じ、ウィルパワーを失っていくから

 

パーキンソンはこうした事態を避けるため、非常にシンプルな対応策を提示しています。それが 仕事や勉強の時間を短く区切る ことです。先ほどの焦らし効果でも「 15 分なら 15 分、 30 分なら 30 分と時間を区切ること」をオススメしました。すると、できることは自然と絞られてきます。  これは不自由なようですが、集中力は自由なときよりも 制限のある状態のほうが 高まっていくの

 

反対に、意思決定の数を下げれば下げるほど、より大きな成果が得られます。  ですから、休憩から勉強や仕事に戻るときに「よし、やるか」というワンステップを必要としない、「ペンを握るだけで自動的に始められる」ような環境がつくれたら、その分、集中力が持続し

 

 このように暗示が脳に与える力は非常に強大で、たとえば、日々ネガティブなニュースに多く

 

ていると気分が落ち込みやすくなるという傾向も明らかになってい

 

カロリー表を手に消費カロリーを記録していたグループでは、 体脂肪が落ち、血液の健康度が上がり、体年齢が若返るといった現象が起きた のです。一方、普段通りの仕事を続けたグループでは特筆すべき変化は何も起こりませんでした。  単に作業するのではなく、その作業が健康にいいと意識するだけで、体の状態すら変わっていくの

 

集中力に関して言えば、自分がどのくらいの時間、どのような環境でいると集中できたのかを記録すること。それをくり返すうち、 あなたの脳にはプライミング効果による暗示がかかり、その環境、その時間帯には自然と集中できるようになります。  よく「疲れたとか言うな」という教えがありますが、意外と科学的な根拠があるということですね。  集中力が高い人は、自分の集中しやすい環境にこだわり、入ってくる情報やモノ、単語(言葉) ですら選び取っているの

 

つまり、 水色は学習に適した色 なのです。  私の机ですか? もちろん、水色のペン立てを使ってきまし

 

というわけで、集中力を促す「場所」にするために、見直したいのは 机周りや作業スペースでのスマホやケータイの扱い、そしてモノを片づける ことです。  前者に関しては、可能であれば電源を切ってしまい、そこには持ち込まないこと。デスクの上にケータイやスマホがあるだけで集中力が落ちるという実験結果も出てい

 

よほどの急ぎの案件を抱えていない限り、このサイクルでチェックしていれば大きな支障はないはず。 スマホやケータイをはじめ、注意をそらすものを 断捨離する。これが集中力を起動させる「場づくり」の基本となり

 

つまり、机の上や家の中がきれいに保たれていないと、勉強や仕事に向かう集中力は下がり、合わせて自己コントロール機能も低下するので、家族と喧嘩しやすいなどのデメリットが生じ

 

逆に言えば、 集中したい対象以外、「なにもない場所」をつくることで自然と集中力は高まり、勉強も仕事も 捗っていき

 

つまり、いいアイデアが欲しいと思ったら、天井の高い部屋へ行くか、青空の下を散歩すればいいということです。実際、私も仕事場は天井の割と高い部屋を選んでいます。「アイデアは、天井の高さに比例する」 というわけです

 

ちなみに 姿勢が良くなると、前頭葉の機能が活性化される効果もあります。 これは、横隔膜などの呼吸に関係する筋肉が正常に働き、前頭葉により多くの酸素が送り込まれるようになるから

 

座り姿勢と集中力の関係について紹介してきましたが、私自身は 仕事も勉強も立ってやるのがいい と思ってい

さまざまな研究から、人は 15 分以上座っていると、認知能力も集中力も低下して作業効率が落ちていくことがわかっているからです。  その他、1日に6時間、イスに座る生活を続けていると、たとえ日常的に運動する習慣を持っていたとしても、1日3時間しか座らない生活の人に比べ、 15 年以内に死亡するリスクが 40% 増えるのだとか。  こういったリスクを回避する方法は1つだけ。それは、 イスに座る時間を減らす こと

 

スタンディングデスクの長所は、立ったまま作業ができること。座っている状態よりも自然に姿勢も良くなり、また 第2の心臓と呼ばれるふくらはぎがよく動くので血流も改善し

 

私は読書の際も部屋の中や安全な場所を歩きながら、本の中の気になったところにマーカーを引き、さまざまな情報を得ています。 仕事や勉強は座ってやるものという固定観念を捨てること。 それも集中力を起動させるエンジンの1つになり

 

ただし、その効果をしっかりと活かしていくためには、ちょっとしたコツが必要です。まず、飲む量に関しては、コーヒーの場合1日450 ml くらいが適量とされています。スターバックスのグランデサイズないし、小さめのコーヒーカップなら3杯くらいです。  それ以上のカフェインの摂取は 脳への刺激が過剰になり、メリットよりもデメリット(ストレス過敏) のほうが大きくなってしまい

 

 私は 午後の眠くなってくる時間の前にヨーグルトを食べ、コーヒーを飲み、 10 分ほどのパワーナップをし、再び仕事に戻るというサイクルを取り入れています。脳に休息を与えた後、カフェインで刺激することになり、認知能力をぐっと高めることができるの

 

 また、この水分不足による集中力の低下の影響は年齢を重ねるほど、大きくなっていきます。もし、あなたが 40 代、 50 代以降の年齢であるなら、若いときよりも頻繁に水分を補給するよう心がけましょ

 

では、2% の水分の減少を防ぐには、どれくらいの間隔で水を飲めばいいかというと、 1~2時間にコップ1杯ほどの水分を補給するというのが目安 となり

 

くり返しになりますが、選択する数が多く、「迷い」が多ければ多いほど、ウィルパワーは消耗します。物事を選択するときに使うエネルギーと集中するときに使うエネルギーは同じウィルパワーです。ですから、 日々の生活の中で、選ぶ場面が少なければ少ないほど集中力は上がります。  ウィルパワーに関するこの 法則 を知っていれば、生活は自然とシンプルなものに変わっていきます。要するに、 持ち物と選択する機会を減らせば、集中力は自動的に上がるということ


エンジン2「姿勢」で述べたように、「仕事や勉強は机に座ってやらなければならない」というのは単なる思い込み で、私も家で本を読むときは歩き回りながら音読しています。何かに集中し、物を覚えるときに体を動かし、声を出すのはとても効果的だから

 

また、勉強や仕事をしながら同時に体を動かすことも集中を高める意味で効果的です。狩猟採集時代の人間にとってじっと同じ位置にとどまっているのは、「休息している状態」ですから、動かずに机に張り付いていれば眠くなってくるのも当然

 

具体的に言うと、 睡眠の質は 22 時から夜中2時の間に深い眠りに落ちているかどうかで決まります。この時間帯は成長ホルモンが盛んに分泌されるゴールデンタイム。成長ホルモンと聞くと、成長期特有のものと思われるかもしれませんが、 傷ついた細胞を修復し、疲労を回復させる効果があり、大人

 

も欠かせないホルモンです。  たとえば、紫外線によるシミやシワなど、肌の細胞へのダメージを修復しているのも、この成長ホルモン。早寝早起きが美容に良いとされるのは、成長ホルモンが分泌されるゴールデンタイムをうまく活かしているからです。  もちろん、このゴールデンタイムは脳の疲労回復、神経細胞の修復にも効果があり、集中力の源となるウィルパワーを回復させてくれ

 

 実際、毎朝4時半に起きると紹介したAppleのCEOティム・クックは毎日確実に7時間の睡眠時間を確保していることを公言しています。同じく4時半に起床しているスターバックスの創業者ハワード・シュルツは8時間睡眠の提唱者

 

しかし、4時半に起床する人が8時間眠るには、 20 時半には寝なければいけません。これは一般的な感覚からすると、かなりの早寝。ところが、人の体を動かしている体内時計「サーカディアンリズム」で考えると、非常に理想的な生活サイクルなの

 

例に挙げた早起きの実践者たちは全員、日々、難易度の高い意思決定を迫られる立場の人たち。そんな彼らに早起きの他、共通している行動がもう1つあります。  それは起きた後、 ランニングやウォーキング、ストレッチ、スイミングなど、何らかの方法で体を動かし、軽く汗を流している ことです。彼らは早く起きることで確保した朝の2時間の中に、 15 分程度の運動を盛り込み、脳を活性化。さらに集中力を高めているの

 

1.早起きして、朝食を摂る。 2.グリーンエクササイズなどで、朝日を浴びながら軽く汗を流す。 3.モチベーションの上がる話題や言葉、詩に触れる。 4.毎日1つ、ノートやパソコンなどに日常の幸せへの感謝を書き留める。 5.毎日、「今日が人生最後の日ならどうする」と自分に問う。 6.その日の計画を 10 分以内に立てる。 7.短時間の瞑想を

 

私にとって 朝は、大切なインプットの時間 です。新しい分野の本を読み、集中して机に向かい、ノートにアイデアなどを書き出す時間に使っています。   昼は、基本的にアウトプットする時間に使っています。ミーティングや講演、メディアでの活動など、多くの人に会いながら自分の考えを話すことはアウトプットでもあり、同時に、朝

したものを定着させる「復習」の役割も担ってい

 

  そして、この 25 分間では「1つのこと」に集中してください。「この 25 分で、これだけやれば

 

と思うと、それ以外考えなくて済むようになる。つまり、迷わなくなるのです。「集中する」ということは、「やることに注目する」ということ。この「他のことをしない」「代わりのことをやらない」というルールを守るだけで、集中力が必ず高まり

 

1日のうち、合計3~4時間集中している時間があればかなり優秀です。 そして、トップレベルのバイオリニストの例のように、集中するのがうまい人たちは 90 分集中して、 20 分休むというリズムを一度つかんだら、絶対に崩しません。だから、限られた時間で周囲の予想以上の成果を生み出すことができるの

 

私たちは本能的に複数のことが同時に気になってしまう性質を持っています。常に周囲を警戒するためには、一点に集中するよりも、あれもこれもと気にしているほうが理にかなっています。この心の動きは、食事中に外敵に襲われる可能性のある自然界で生きていくうえではとても重要なものでした。しかし、ある程度の安全が確保されている今、とくに 仕事や勉強に集中したいときには、あれもこれも気になってしまう心の動きは不要なブレーキとなってしまい

 

こうした状態から抜け出すためには、 今使える時間で何をするのかあらかじめ明確にしておくことが有効です。そのための方法として、さまざまなToDoリストのつくり方が紹介されていますが、ここでオススメするのは「やることリストづくり」の元祖とも言えるアイビー・リーのメソッド

 

1.紙に「明日やるべきこと」を6つ、メモする 2.その6項目を重要だと思われる順に1、2、3、4、5、6と番号を振る 3.翌日、このメモの順番に従って仕事を進める 4.もし全部できなかったら、悔やむことなく忘れる 5.その後、明日のための6つの項目を新しくメモする 6.1~5を丁寧に

 

 選択肢を減らして短時間一点集中ですすめる。

座っている時間をなるべく減らす。

タイマーを持ち歩いて常に時間計測する。

337.人生が変わる!最強のアウトプット術 成功する人はなぜアウトプットにこだわるのか 塚本亮

ところであなたはSNSでの反応を怖いと思っていませんか。発信したらよくない反応があるのではないか、否定されるのではないか、責められるのではないかなどと思い、ゆえにSNSではなかなか発信できないといったことがないでしょうか。  私はツイッター、インスタグラム、フェイスブックのアカウントをもっていて、それぞれで発信を行っていますが、ときどき嫌な反応をされることがあります。攻撃的なメッセージを受ける場合もあります。酷いメッセージに腹を立てずにいられないときもあります。しかしすべての反応は基本的に好意的に受け止めます。  なぜならポジティブなものでもネガティブなものでも、反応をしてくれるというのは自分の「声」が相手に届いた証拠だから。その人のなかに自分が存在した証拠だから


しかも相手は限りある時間のなかでわざわざエネルギーを使ってメッセージを返してくれたわけです。それは私がその人に何かしらの影響を与えられたからだと思うのです。ひとまず投げたボールを返してくれたのですから、無関心、無反応より何倍もいいと考え

 

では、実際私がSNSで発信するときにはどのようにしているかというと、まずは発信しようと思う内容をパソコンやスマホ上で打ったら、一旦手を止め、それをじっと眺めます。個人ラインのやり取りのように、パッパッと打ってすぐに送信していくことはしません。  眺めながら、これで真意が伝わるかどうかを確認するのです。「この書き方で誤解を与えてしまわないだろうか」「こう打ったもののこれは本心から出てきたものだろうか、体裁を気にしているだけじゃないだろうか」などと考える。  打ってみたものの、これは何か違うなと思ったら送信を取りやめる場合もあり

 

アウトプットを続けると、本当に思いがけない展開が待っているものです。この思いがけない展開を自分でつくることはできませんが、その可能性を生む「種」を蒔くことは自分でできます。それがアウトプットを地道に続けることなのです。 アウトプットはしつこく

 

「それは自分にしかできないことか」という視点をもつ  仕事で行き詰まったとき、私はよく「この仕事は自分にしかできないことだろうか?」と考えます。自分にしかできない工夫を取り入れられているだろうか、自分だからこそ生み出せている何かがあるだろうか……。  そして考え抜いた上でその答えが「ノー」であるなら、潔くその仕事をやめてしまい、そこで使っていたエネルギーをほかにまわす場合があり

 

この「自分にしかできないことかどうか」にこだわることもまた、アウトプットの質を高めるコツのひとつだと私は考えてい

 

このときの私の仕事は、簡単に言ってしまえば「売れそうな洋服を見つけて売る」です。よく考えるまでもなく、それは自分にしかできない仕事ではなかったですし、そこに自分なりの工夫があったとはいえませんでした。であるからこそ、その事業はレッドオーシャン化していったのです。  それから間もなくして、私はきっぱりこのアパレルの物販事業から手を引きました。このまま続けても、この事業で自分らしさを発揮できる可能性は少ないと感じたから

 

とにかく本を読む  質の高いインプットをしたいと思うなら、私は自分自身の経験から「とにかく本を読むこと」をお勧めし

 

このように、ときに本は力強く背中を押してくれます。この世界には自分の知らない「世界」が数えきれないほどあること、自分にはそのどこへでも行ける可能性があること、そして未知なる世界への行き方を教えてくれる。アウトプットのきっかけを与えてくれるのが本なのです。  ですから今でも私は本を大量に読みます。平均して一ヶ月に二〇〜三〇冊は読むでしょう。  人もネットも大切な情報源ですが、本は私にとって何か特別な情報源

 

といっても、本は「読んで終わり」では意味がありません。  そもそも私は、本を読み終わったら「読書終了」とは思っていません。本を読み、その内容をたったひとつでも活用したときが本当の読書終了だと思ってい

 

本の中でも私はビジネス書をとくに多く読みますが、ビジネス書の魅力のひとつは、「明日にでも自分の人生を変えられるかもしれない」という気持ちを読者にもたらしてくれること

 

本は、とくにビジネス書は「読む」のではなく、活用する。それができてこそ意味のあるインプットとなるのです。 本は読み切らずに活用

 

 ではどうすれば「自分事」になるかといえば、私の場合は読みながら感じたこと、思ったこと、考えたことをどんどん本の余白に書き込んでいきます。  ビジネス書はとくに「自分だったら具体的にどう活用するか」「実際の行動にどう落とし込めるか」「自分のビジネスにどう役立てるか」を考えながら読むので、その答えとなりそうものを書いていき

 

 そして最終的には、本の内容を自分に結び付けられるようにします。本を起点にして、自分だったらこうしよう、自分は今日からこれを実践しよう、自分はこう生かそうといったものを導き出す。本の内容はこうして初めて「自分事」になります。あとはそれを実践するのみ

 

 本を読んだら必ず1つは行動に結びつけよう。

336.「やりたいこと」が見つかる時間編集術 「4つの資産」と「2つの時間」を使って人生を変える 長倉顕太

・仕事は25分ごとに区切る。ポモドーロ
損するつもりで生きる
・多くの人と逆の姿勢
・ユニークな存在目指す
・非生産的に生きる
・テイクしまくっている
ギブ−テイク=チャンス
・アンプロダクティブタイムを人生のメインに置く
・人脈は最強の時短の手段
・情報を発信する
・自伝を読む
・毎日本屋に行く

 
毎日本屋に行って1冊以上本を読めばそれはユニークな存在になれるかも。
毎日仕事もせず本屋に入り浸っている変人になろうかな。

損するつもりで生きよう。
遊びを大切にしてユニークになろう。

SNSで情報発信をしよう。