クリリン効果
人間は場所でしか変われない
成長する事業が優れた人格をつくる。
その逆はない。
クリリン効果
人間は場所でしか変われない
成長する事業が優れた人格をつくる。
その逆はない。
お酒は飲まなくても良い。
・良いときも悪いときも続かない
・景気は循環する
・不景気ほどチャンスがある
サイクルはパターン化できない
永続的なバランスは存在しない
人間は羊の群れと同じ
・人は状況が悪いときには実際よりも悪く考え、状況が良いときには実際よりも良く考えがちだ=再帰性
・オンラインサロンなどの仕訳科目は研修費にしよう。
・事業投資が一番効率良い、資産運用は守り。
私自身、純資産1億程度になり、資産運用、主に株式投資にシフトしていた。
しかし、純資産2億程度までは守りに入らず事業投資を継続しよう。
スッキリした。
ブッダが教える「反応するな、まず理解せよ」という態度をつらぬけたからのように思えるの
生きていれば、てごわく、厄介な相手にも、遭遇しますよね。 ただ、もしこちらが相手と同じ反応を返せば、相手との反応の応酬になってしまいます。 このとき問題は、相手に負けないことや、 我 を通すことではありません。反応することで確実に「自分の心を失う」ことなのです。 「つい反応してしまう」状況にあってこそ、あえて大きく息を吸って、吐いて、覚悟を決めて、相手を「ただ理解する」ように努めましょう。そして、心のもう半分を、自分の内側の反応を見ることに使うのです。 それは決して簡単ではないかもしれません。しかし自身の心を失わないために、そして、もしかしたら相手とわかり合えるようになるかもしれない〝可能性〟のために、必要なことかもしれないの
心の内側を見つめて、なるべくクリアな心を保つという〝仏教的な〟生き方にてらせば、「しなくていい判断は、しないほうがいい」 ことになります。 人間にとって一番大切なのは、「心に苦悩を溜めない」ことです。どんな幸福感も、苦悩(という反応)によって、いつも台無しになってしまうからです。 とすれば、苦しみを引きずることになる相手への判断も、ないほうがよいのです。相手のことを思い浮かべて、「あの人はここがダメ」とか「あんな性格ではきっと苦労するに違いない」と判断しつづけることは、自分自身にマイナスなの
もちろん、相手に「気の毒」でもあります。「相手と理解し合える可能性」も、減っていきます。今は難しいかもしれませんが、お互いをわかり合う可能性は、いつも残されているものです。しかし、もし相手への判断、断罪、結論を出しつづければ、その可能性を殺してしまうことになりかねません。 判断には、さまざまなマイナスがあります。相手が身近で、大切な人であればあるほど、余計な判断はしないにかぎり
あの人は、わたしを罵った、わたしを否定した、わたしに勝利した、わたしは奪われた、と思いつづける人は、(記憶に反応して怒りつづけているのだから)怨みが止むことはない。 ──ダンマパダ〈ひと組の詩〉の
「過去を引きずる」というのは、仏教的には「記憶に反応している」状態です。ここは大切な点なので、ぜひ理解して
たとえば、相手と言い争ったとします。最初の「怒り」の対象は「相手」かもしれません。でもその場を離れてもなお、相手のことがアタマから離れず、ムシャクシャ、モヤモヤ、イライラしているとしたら、その原因は「相手」ではありません。自分の中の「記憶」です。 過去を思い出して、「記憶」に反応して、新しい怒りを生んでいる ──それが、いつまでも怒りが消えない本当の理由です。その怒りに実は、「相手は関係がない」の
もし仏教を実践して、「反応しない達人」になれたら、どんなバトルを繰り広げても、トイレに入っただけで、あるいは相手の向こうにある「部屋の壁」を見るだけで、「怒りが消える」ようになるかもしれません。これは大げさなようで大げさではありません。少なくとも、帰り道では、「過去は過去」と割り切って、すっきりできるようになり
もしイヤな記憶がよみがえったら、その 記憶 への「自分の 反応」を見てください。相手と別れ
なお腹が立って止まらないときは、「これはただの記憶」「反応している自分がいる(相手は関係ない)」と冷静に理解して、感情を静めるように心がけましょ
心が無常なら、人も当然、無常です。 私たちは、自分も、相手も、「昨日と同じ人物」だと思っています。昨日会った人は、今日会っても、同じ人。でも実はその人は、背格好や、名前や、仕事や、住んでいる場所は同じかもしれませんが、本当は「別人」なのです。だって「心は変わっている」から
心が変わっているなら、「同じ人」だと、どうしていえるでしょうか。私たちには、過去の記憶もあるし、「あの人はこういう人」「わたしはこんな人間」という判断があります。だから、互いに「変わらないあの人」として関わっています。 しかしそれは思い込み、関係を続けるための暗黙のルールみたいなもので、本当は「今は別の心の状態の、別の人間」なの
自分自身さえ、心はコロコロと変わりつづけています。相手だって同じです。人は、互いにコロコロと変わりつづける心で、いつも新しく向き合っているのです。 こうした理解に立つと、相手はつねに「新しい人」になります。「過去にあんなことをした、こんなことを言われた相手」というのは、こちらの「執着」。本当は、「まったく新しい人として向き合う」ことだって、選べるのです。 「次に会うときは、新しい人として向き合おう」というのを、二人の間のルールにしておくのもいいかもしれません
本書で紹介してきたブッダの思考法は、そのまま「勝ち方」としても使えます。 たとえば、「妨げ」に襲われたら、「なるべく反応しないで〝妨げが襲ってきている〟と理解する」というのは、正しい勝ち方です。 また「方向性」つまり、自分の目標をよく見て、「こんなことで負けてはいけない」と、自分を奮い立たせることも、勝ち方のひとつです。 ほかにも、①反応に逃げない、②快を見つける、という心がけもあります。 「反応に逃げない」というのは、たとえばちょっとした隙に、テレビをつけるとか、ネットを開くといった反応を止めること
仏教では、こうした小さな反応のことを〝漏れ〟と表現します。大切な物事に心を向けることができずに、小さな〝心の穴〟から反応が外に漏れてしまう状態です。 こうした小さな漏れが積み重なると、やはり成功の可能性は、遠くなってしまい
「勝ちたい」と思う気持ちが強いほど、負けたときの敗北感、心の痛みは激しくなります。いつまで経っても、落胆、失望、負い目、挫折感から自由になれない人は、大勢います。 仏教では、「もともと勝ちも負けもない。そのような思いは、欲と妄想とが作り出した幻なのだ」と理解します。これは、ただの慰めではなく、自らの心を正しく理解したときに、はっきりと腑に落ちる真実
人は三つの執着によって
①求めるものを得たいという執着(だがかなわない)。 ②手にしたものがいつまでも続くようにという執着(やがて必ず失われる)。 ③苦痛となっている物事をなくしたいという執着である(だが思い通りにはなくならない)。 ──サルナートでの五比丘への開示 サンユッタ・ニカーヤ ということは、嫉妬には、これら三つのうち二つの執着があるとわかります。一つは、自分を認めてもらいたいという執着(①)です(でもかなわないから、苦しんでいます)。これは、承認欲から来ています。もう一つは、周りから認められている相手への「いっそ、いなくなってほしい」という執着(③)です。これは、怒りを相手に向けている状態です。 つまり、嫉妬の正体は、承認欲が満たされない怒りを、相手に向けている状態。嫉妬とは、三毒にいう「怒り」の一種なの
嫉妬から自由になるというのは、まずは、相手に目を向けている状態から「降りる」こと
相手は見ない。「相手は関係ない」と考えて、怒りからも降りる。さらに、「他人と同じ成果を手に入れたい(他人と同じになりたい)」という妄想からも降りることです。 そうやって、嫉妬という感情から、まず完全に降りてしまいます。 その上で、もしまだ認められたいという気持ちがあるのなら、「では、自分に何ができるだろう?」「わたしは、今自分にできることを十分やっているだろうか?」「まだできることがあるのではないか?」と考えるようにします。 すると、自分自身の能力を高めていくこと、仕事・生活を改善していくことに心が向かうようになります。禅の世界でいう「 脚下照顧」──足元を見る──という生き方です。 足元を見て、できることを積み重ねる。改善を重ねていく──こういう努力は、自分の内側だけを見て、今立っている場所からスタートすればよいので、とてもラクだし、自然です。もはや嫉妬とは無縁になります。努力する自分自身の道のりを、謙虚に楽しみながら生きていけ
もし、かつて自分が目指した成功や勝利を手にしている人を見かけたら、「よく頑張ったんだな」と認めてあげましょう。〝悲の心〟に立って、その人がどれだけ努力してきたかを感じ取るのです。そのとき「敬意」が生まれます。 もし、相手に嫉妬めいた感情や、負い目を感じたら、考え方をこう切り換えてください。 「わたしには、違う役割があるのだな」 究極のところ、人間の動機は「貢献」です。どんな人も、「お役に立てればよし」なのです。貢献という動機に立って、できることをして、暮らしが立って、ほんの小さな喜びや楽しい出来事が日々に見つかったら、もうそれで十分ではありません
・今回のような非常事態に、過去の古い手法や分野、考え方に固執すると生き残れないことが多い。
・未来は必ずしも過去の延長線上にない。
・変化をチャンスとするには、時にこれまでのやり方や慣習、文化、考え方を捨てて、ゼロベースで新しいことに挑戦する必要もある。
→そうすればリスクはリスクでなくなる。
・ラーメン屋の行列に並んで喜ぶような人はバブルに乗りやすい特徴がある。
→お金を守りたければ、行列に並ぶな。
→皆が大挙して買いに向かっている株も触らないことがお金を守り続ける上では必須。
・期待値を高く持つな。
・人付き合いは長期的には負債でしかない。
・「相手が勝てる取引」というのは末永く続くものなので、結果的に自分が得する。
・勝っているときは浮かれることなく慎重に、負けているときこそ楽観的に。
・アーリーアダプター層をジャンル別に分類して、何に関心を持っているかチェックしていく。
・過去に遊んでいたような人のほうがその後の人生を増収させることに成功することが多い。どうしてもやってみたいことはぜひやってみる。
・LINEを交換するごとにお金持ちへの道は遠ざかる。妻以外にLINEしない。
・起きてしまったことがマイナスの事態→長期的にはプラスと解釈する。
・良いことが起きた場合自分が慎重になるためにあえて悲観的な解釈を積極的にする。
・世の中はほとんどが詐欺みたいなもの。上場企業のIRの出し方や内容、大手企業が消費者に不利な契約を用意周到に準備してたり。
・ビッグネームが提案してくる金融商品やスキームほど危険なものはない。
・ロボアドバイザーに10万円でも投資して、その売買履歴をチェックすることは将来的にはお金になる行動。
・「もっともっと」に満足の境地はない。
・小さな支出、小さな収入を決して馬鹿にしない。
・完璧な人間など存在しない→他者に対する許容度や性善説に立った信頼の幅をもっと高めるべし。
→結果的に自分が一番ラクになれる。
・反発をやめれば人生は好転する。
・子供には、早いうちから努力する習慣を身に着けさせることが最も重要。
・友人からの案件は100%断れ。
・大切な人への配慮のためだけにお金を使い、自分のためには使わないことを徹底する。→自分を取り巻く環境を幸せに満ちた状態に維持できる。→結果的に自分が得する。
・投資額が大きくなるのは期待値が高い証拠。
・我々はどんなに優れた企業であっても過去の業績からは1円も設けることはできない。
まとめ
1.他者への期待値を高くしない。最初から諦めの境地へ。許容する、信頼する&諦める。
2.無駄な人脈を増やさない。