経営も教育も、つきつめれば「愛」と「コミットメント」です。 神社に行くとその両方が高まります。だから成功につながるのです。 祈りは「意宣り」、意思を宣言する行為でした。 「家内安全」を祈れば、それは「わたしは家族の安全にコミットする」という宣言ですし、「心願成就」を祈れば、「自分の人生にコミットする」という宣言になります。 神社で「◯◯にコミット」しましょう
もうひとつ、神社でマインドフルな気分になる日本神道の祝詞をお伝えします。それは「六根清浄」です。もともとは仏教用語ですが、神道でも広まりました。 歩きながら、シンプルに「ろっこんしょうじょう ろっこんしょうじょう」と唱えつづけます。 周りに人がいるときは、心の中で唱えましょうね。 山道を歩くときなどは、声に出してもいいですね。 このシンプルにただ唱えるだけの祝詞には、じつは大きな意味があります。 六根とは、眼、耳、鼻、舌、身、意(こころ=顕在意識)なのですが、この六根が清浄ならば「願いごとはすべてかなう」とされています。 六根清浄を唱えれば、究極の自然体になり、かなうことしか願わなくなるのです
神社は人々の祈りの集合体でした。神社にお参りすることで、自分もその集合意識の一部になるのでしたね。 ということは、「希望をすでにかなえている人たち」が行く神社に参拝した方がいいのです。希望をかなえた人たちの集合意識の一部になることで、成功者マインドが勝手に身につくからです
うまくいっている人の集合意識にアクセスすることが成功への近道です。 神社への参拝はそれを可能にします。 だから、どんな参拝者がいらしているのか、よく観察しましょう。この人たちは未来のあなたなのですから。
そこで「神社は人々の祈りの集合体」ということを思い出してください。 これは神社以外のものにも応用できるのです。 具体的には、起業コンサルタント氏を神社・神さまととらえました
ご神徳は起業の成功とか商売繁盛ですね。コンサルタント氏が神さまならば、クライアントやファンは参拝客です。 コンサルタント氏を中心に、起業の成功を祈る人々の集合意識が形成されていると考えるのです。 そう考えたら、もう55万円はお布施です。 起業の神さまにお布施して、起業家の成功支援に使ってもらうと考えればいい。 そうすれば起業家の見えない意識の応援がえられるので、自分の起業にもプラスになる。そう現実をとらえなおしたのです。 このとらえ方でいいかどうかは、自分の感情が判定してくれます。
寝ている間に、潜在意識がいいぐあいに書きかわるようですね。寝ているので、よくわかりませんけど(笑)。
変わったのは環境。周りにいる人間だけが変わったのです。 でも、その影響は「数字」としてストレートにあらわれました。 引き寄せの法則は「それ自身に似たものを引き寄せる。類は友を呼ぶ」でしたが、もうひとつの似たことわざも真理です。 「朱にまじわれば赤くなる」です。あなたの周り、冷静に客観的に観察してください。人間は周囲と同調する生き物なのですから。
ここでタモリさんがおっしゃったわけです。 「友達なんていなくたって生きていけるんだよね」
さらにタモリさんは続けます。「『友達100人できるかな』ってなんだあれ? シール集めるみたいなもんだろ?」と。いやー、刺さりました。 そして同じ日に「教養」をテーマにした本をインターネット書店のAmazonで探しました。そこで目にとまった本の題名が、 『君に友だちはいらない』(瀧本哲史著/講談社)。 ダメ押しです
建国神話を国民が共有すると、「国家」という集合意識が生まれ、さらに国民全体のパフォーマンス向上まで期待できます。 国家レベルでの集合意識の形成がうまくいかないと、場のエネルギーが乱れ、カオスが支配する国になります。 もちろんこのことは、企業やNPO、NGOなどの組織においても同様です。 その組織のミッションやビジョンを物語として共有すると、共有した人たちの集合意識が形成され、その組織のパフォーマンスも向上するでしょう。 物語にはそんな多くの人を動かす力があるのです。
神さまがいると信じている経営者は、裏表がなくなるのです。 なぜなら、人が見ていなくとも神さまが見ているから。 だから、人目のないところで態度が変わることもないし、立場の弱い人に無礼な態度をとることもありません。 逆にいえば、神さまを信じていない経営者は裏表があります。 人の見ているところと見ていないところで態度は変わりますし、人に対する態度も、立場の強い・弱いで変わります