こりゃ人間性のレベルが高いな。
しかしプロ野球選手ってのは本当に厳しい仕事だよな。
何年も結果出し続けてる人は本当にすごい。
世の中にはそういった感情をある程度コントロールできる人と、簡単に左右される人がいます。感情に支配されて生きている人は論理をつかさどる新しい脳(前頭前野)より 感情をつかさどる古い脳(扁桃体)に支配されている わけですから、より原始的。 進化の度合いでいうとゴリラやサルにということになり
このような、感情に振り回されてしまっている人を「抽象度が低い」といい
では「抽象度が低いと感情に支配される」のはなぜでしょう? 賢明な皆さんはすでにお分かりかもしれませんが、抽象度の低い人は、視点が低いのですから、例えば、今この瞬間の「会社でイライラさせられている自分」のことしか見えていません。視界が狭いの
したがって、イライラするようなことがあると、感情に頭の先まで
しまいます。 つまり、感情に支配されてしまうの
以上のように、イライラやモヤモヤから脱し、感情というゴミに埋もれないためには、抽象度を上げる、つまり視点を上げて自分を客観視し、視界を広げていくことが重要なのです。
とはいえ残念ながら多くの人は、目先の情報に追われ、整理することなく生きています。つまり、非常に抽象度の低い状態で生きてい
では、どうすれば感情の支配から抜けだすことができるのか?
もう答えはお分かりですね? そう、抽象度を上げればよいのです。要は前頭前野の働きによって扁桃体に介入するの
ゴールがないから、あなたの一瞬一瞬がゴールのためではないから、感情に振り回されてしまうのです。
生命維持において、もはや感情は必要
ないのです。 必要ではないが、あってもよいものを「娯楽」といい
現代の私たちにとって、 感情は実は娯楽 なの
「悲しさ」や「寂しさ」などさまざまな感情を知ることは人間として重要です。しかし、それらの感情にいちいち振り回される人は、人間として立派な人とはいえません。 悲しさや寂しさなどの感情が湧くのは人間として自然なことです。 ただし、その感情に振り回されずに、「悲しさも人生の味わいのうち」と、娯楽として味わえばよいのです。娯楽として味わっておけば、
れることはありません。 感情を娯楽として味わうという時点で、すでに抽象度が上がっている から
もっと根本を言えば、「 1 年の半分をハワイで過ごすのが自由」という考え自体が刷り込みであり、自由どころか、不自由です。 毎日、満員電車で会社に行っている人にも真に自由な人はいます。その人の自由は、その人の「オリジナルのモノサシ」にもとづく自由
だから、満員電車で押しつぶされても、会社でこき使われても、他人からどんなふうに見られようとも、その人の心はいつも自由です。その人にはその人自身の人生のゴールがあるはず。そして高い抽象度で生きていて、「誰に何を言われた」という低レベルのマイナス感情を娯楽にする 術 を身につけているはずです。
一方、「 1 年の半分をハワイで過ごす」ことが「自由」だという考えのなんと不自由なことでしょう。ハワイに行かないとその人は自由を感じることができないのですから。そもそも「ハワイ」と「自由」が結びついているのがメディアの刷り込みの結果です。ハワイと自由とはなんの関係もありません
は、「私たちが今見ている世界は、過去の記憶によって成り立っている」 ということ
私たちは一般的に「時間は過去から現在、未来へと流れている」と考えています。これは、「絶対神がビッグバンを引き起こして宇宙を創造し、そこから玉突きをするように次々と因果を起こして現在に至っている」という古いユダヤ・キリスト教的な考え方にもとづく時間観です。私たちはその影響下にいるわけです。しかし、この時間観は本当に正しいのでしょうか。この時間観も、古典的な西洋のモノサシにすぎません。 一方、アビダルマ仏教哲学では、「時間は未来から現在、過去へと
て流れている」とされています。 現代分析哲学でもそういう見方があります。私はこの時間観に賛同するもの
このように、時間は川の上流という未来から、あなたが立っている現在へ、そしてあなたの後方の過去へと流れているの
では、こんなケースを考えてみてください。 会社の帰り道にサプリメントを買うためにドラッグストアに寄ったとします。 しかし、たまたまレジの前に行列ができていました。 あなたは行列に並びしばらく待っていましたが、なかなか前に進まない
面倒になり、サプリメントを棚に戻し、「ついてないなあ」と思いながら、わざわざかなりの遠回りをして別のドラッグストアに行きました。すると、その店では先ほどの店よりも同じサプリメントが 2 割も安く売っていました。あなたは「ラッキー」と思いながら足どり軽く帰宅しました──。 この例では、 1 軒目の店の行列をあなたは「ついてない」と思いました。しかし、 2 軒目の店で目当ての品が安く売っていたことで、 1 軒目の「ついてない」が「ラッキー」に変わりました。ということは、「未来によって過去が変わった」ということ。 過去が未来をつくるのではなく、「未来が過去をつくる」のです。 気をつけて見てみると、未来によって過去が変わるという右のような例を、私たちは日常的に体験しています。
部下が立派に成長したという未来から見れば、「デキない時期があったからこそ、大きな学びと成長があった」という過去に変わります。「よい
から逆算して見れば、 どんな現在も過去も、「よい未来」をつくるために必要な出来事 なのです。 「時間は未来から過去へ向かって流れている」 「過去は自分の未来に影響を与えない」 「未来が過去をつくる」 「未来は最高だと確信すれば、過去も現在も最高である」 これが万人に共通する時間の原則です。 この原則を自分のものとして、この原則のとおりに時間を理解する人だけが、過去にも現在にもとらわれず、望む未来をつくることができます。
世界は言語でできている 「過去は未来に影響しない」 「自分は変わることができる」 そう確信し、「なりたい自分」になっていく上で重要なのが、 言語のコントロール です。 なぜなら、私たちが生活している空間は、実は言語で成り立っているからです。 法律も経済も、私たちの生活を成り立たせているもののほとんどが言語でできています。 例えば、私たちが
自分以外の人も一緒に幸せになってこそ、人間の幸せである、それが本当の幸福ではないでしょう
先ほど「優越感と幸福感は違う」と言いました。 「優越感」では、快感を得るのは自分だけだからです。その気持ちよさに自分以外の人は入っていません。 また、「自分だけの幸せ」という言葉の組み合わせは矛盾していると言いました。どこが矛盾しているのか、もうお分かりですね。 人間の幸せとは、必ず自分以外の人が含まれているもの。だから「自分だけの幸せ」というものはありえないのです。 人間の幸せとは、「みんなが幸せだから、自分も
と感じるもの。私はそう考えてい
自分の快感だけを求める「ゴリラの幸せ」か、他人が幸せであることで自分も幸せを感じる「人間の幸せ」か。 その違いは抽象度が低いか高いかの違いです。抽象度が高いほど、自分→家族→友人→チーム→社会→国家→人類というように、視界に入る人の数が増えていき、幸せを考えるときに入ってくる他人の数も増えていきます。そして、その人の幸福のモノサシは、「たくさんの人を幸せにできるほど、自分の幸せも大きくなっていく」というものになり
このように「現状の外にゴール設定→新しいコンフォート・ゾーンを高い臨場感でイメージ→ホメオスタシスが変化→コンフォート・ゾーンがゴール側に移動→スコトーマがはずれる」をくり返すことで、最初は実現不可能と思われたようなゴールに向かって、着実に近づいていくことができるのです。これはアメリカで発展したコーチング理論では広く知られており、
達がことごとく経験していることです。日本でもコーチング理論の導入以降、多くの方から同様の報告を受けてい
小説世界に音や光や映像はありません。それでも人間は、「小説の文字情報だけで臨場感を感じる」のです。 つまり、物理的な手触りや光や音や匂いがなくても、本人の脳がリアルだと感じていれば、それがその人にとっての現実なのです。 現代認知科学でも、「リアル」とは「今、自分が臨場感を感じている世界」 という定義がなされてい
小説の世界も、映画の世界も、そしてあなたのイメージの世界も、そこに入り込んで臨場感を感じていれば、現実世界と変わらないといえ
むしろ、イメージの臨場感が高ければ、物理的現実世界がバーチャルで
イメージの世界の方が現実だといえるの
ですから、ゴールを達成するのに必要なコンフォート・ゾーンの世界を臨場感を持ってイメージするなら、あなたの脳はそのイメージの世界を現実だと判断します。そして新たなコンフォート・ゾーンのイメージに対してホメオスタシスのフィードバックを働かせ
武道の立ち合いでは、敵を前に(あるいは敵に囲まれて)、恐怖にかられて体がすくむと必ず負けます。生きるか死ぬかの立ち合いが行なわれていた時代、どんな状況でも恐怖を感じないことが、勝って生き延びるための必須条件でした。 相手を一瞬で殺傷できる技術を持つ者同士が闘う場合、恐怖を感じた方が殺されてしまうの
剣豪・宮本武蔵の肖像画を見たことがありますか? 両手に剣を持って立つ武蔵の姿は、体のどこにも力みがなく、
きって立ちながら、しかし気がみなぎっています。生きるか死ぬかの立ち合いでも、武蔵は静かな心でみじんの恐怖も感じなかったことが察せられます。 現代の日本においても、恐怖の感情を克服できるかどうかでゴールを実現できるか否かが変わってき
自分の未来は最高であると確信して生きている人にとっては、どんな過去の自分も、どんな困難にある現在の自分も、最高の自分になります。 たとえ失敗しても、くじけずにゴールに向かって進み続けるならば、将来、
達成したときには、「あのときの失敗があったから、今の成功がある」と振り返られるはずです。 成功する人の人生とはそういうものです。 最高の未来から振り返れば、「失敗」というものはありえません。 最高の未来のために、さまざまな出来事が必要だった、ということなのです。 ですから、失敗を恐れる必要はありませ
最高の未来のためには、どんな波瀾万丈もウェルカム。そう考えられる人がゴールを実現できます。
自己イメージが低い人は、いとも簡単に恐怖に支配されてしまいます。 「恐怖を感じるとすぐ取り乱してしまう情けない自分」がコンフォート・ゾーンになっています。 しかし、「心から望むゴールに向かっている自分」は、そんな情けない自分ではないはずです。 ゴール達成に向かって恐怖を克服し、トラブルを乗り越えていく自分であるはず
恐怖でクリアな頭を乱されている人は、「オレは何があってもビビらない」と自己イメージを高め、 「すべての感情を娯楽にする」 「ゴール達成に意味のある感情だけを自分に許可する」 というルールを自分に課してください。 このルールを課して実行すれば、恐怖の感情は消えます。恐怖は現代に生きるあなたに必要ないのです。あなたに必要のないものは、あなたが自分で消すと決意したら消え
いわゆる「IQが高い」という人は皆、抽象度が高く、知識があり、大きなゲシュタルトを持ってい
つまり、ゲシュタルトが大きければ、ちょっとした情報のインプットに対し、多様なアウトプットができるということ
てモチベーションが高い日……これらが交互に襲ってきて、あなたの感情を揺さぶるのです。
私はこの感情を楽しんでいます。なぜ楽しめるかというと、「 期待値の高いやり方を身につけている」からです。FXは、
次に、決済のタイミングです。 目安は、プラスのとき(利益確定)も、マイナスのとき(損切り)も、2pipsが目安になります。正確に2pipsではなく、目安として考えてください。数秒~数十秒単位のスキャルピングなので、決済は数字で決めるべきではありません。あくまでも、プラス方向へ伸びたら
に決済する、逆に、逆行したら損切りを即行なう、というイメージです。それは、1.5pipsでも、2pipsでもかまいません。このあたりは少し経験を要しますが、チャートを見て判断します。いつも2pipsと決めてしまうと、相場とは関係なく数字でトレードすることになってしまいます。エントリーはチャートで判断したのに、イグジットは数字で決めるのは変ですよね。エントリーからイグジットまで、すべてチャートを見て判断するようにし
相場は安値更新して一時的に反転し、また安値更新して反転します。これが相場の基本的な仕組みです。エンベロープのゾーンは、この反転するタイミングを示してくれ
ゾーン②を突き抜けて、ゾーン③にいくこともあるため、反転のサイン(ヒゲ出現)を必ず待ちます。 では、ゾーン②でトレードが
同じゾーン①にあるにもかかわらず、何度もエントリーすることはないということを覚えておいて
あくまでもヒゲが出るのを待つのが重要であって、
にきたからすぐにエントリーするのではありませ
は、「相場は移動平均線から乖離したら戻る」という概念が最も重要だから
利食い損切り幅は、常に1対1にしておきます。これを、リスクリワード比率といいますが、1対1をキープしておけば、あとは相場本来の反転する確率に期待値は収束します。外側のゾーンほど反転する確率が高くなる、つまり、トレードの勝率が上がることになり
ゾーンのより外側でエントリーするときは、ヒゲの長さを長めにとります。 そうすることで、ダマシを防ぐことができます。長めといっても、何pipsと決まっているわけではないので、次のように覚えてみてください。 ・ゾーン①②は1ティック ・ゾーン③④⑤は2ティック このティックというのは、1回の値動きです。つまり、ゾーン①②だと、ヒゲが出た瞬間(1回分の反転)ということになります。ゾーン③④⑤では2ティックなので、ヒゲが出て(1回分の
さらにもう1回分ヒゲが伸びる(2回分の反転)のを確認してからエントリーします。 たとえば次のような
欧州時間は17:00、ニューヨーク
なら21:30などです。毎日トレード前にチェックして、経済指標の時間を忘れないようにしましょ
ね。それが、「逆指値注文」です。これは、「含み損が何pipsになったら自動的に損切りしてくれる」という注文方法です。たとえば、逆指値の設定を-15pipsに設定しておけば、損切りを躊躇して含み損が拡大しはじめても、-15pipsになった瞬間、勝手に注文されるため、ポジションがなくなります。ポジションは勝手に決済されるのですが、これ以上の含み損が増えることがないので、どんなにメンタルが崩れて損切りが遅れようが、最大損失が-15pipsになります。いわば、保険のようなものですね。 コツコツドカンがない安心感は大きい 通貨ペアにもよりますが、私は、15pipsから20pipsを目安に損切り設定
しています。これで、どんな変なトレードをしようが、コツコツドカンでの大損が事実上なくなります。この安心感は計り知れないほど心理的にいい影響を与えてくれます。大損がなくなるので、あとは本来の目的である利益を追求することに専念することができるの
相場の流れを3段階で把握することを基本とし、これよりもトレンドラインが多いか少ないかで、トレンドの強弱を判断することもできます。私の経験上、この「3」という数字は、どの時間軸にトレンドラインを引いても、同様に機能します。ラインを引く際の基本の考えとして、おすすめしたい数字です。 トレンドラインに限らず、
C、D、Eでぴったり反発していますが、これは偶然ではありません。トレンドには、必ずといっていいほど決まった上下動の波があり、一定の値幅をキープして進んでいきます。すべてのトレンドがこのようなきれいなチャネルラインになるわけではありませんが、ほとんど
トレンドは、チャネルラインが引けると考えてください。なお、上昇トレンドの場合は、逆になり
相場には、レンジ相場とトレンド相場がありました。レンジ相場のときは、安値→高値→安値→高値と一定の間隔で価格が上下しているので、これを直線で表すと「Nの字」になります。 一方、トレンド相場の場合は、ブレイクしてローソク足が長く伸びたり、一時的な急騰や急落があったりするので、「Nの字」をイメージしにくいかもしれません。しかし、どんなに強いトレンドでも、最終的にはNの字
これは、どんなに強い上昇トレンドでも、一方向へ上がり続けることはなく、必ず押し目をつけながら上昇していく、という相場の習性があるから
チャネルラインをブレイクすると、そのチャネルラインの倍の値幅が出ることがよくあります。それは、「相場は達成感があるまで進む」という習性があるから
しかし、三角持ち合いの場合はラインが斜めなので、毎回角度が違い、意識していないととても見つけにくいの
レンジ相場が次第に窮屈になってくると、たまっていたパワーを放出するかのように一気にブレイクします。 三角形の先端にいくとブレイクする、と考えて
FXにおいて、売買高が急増して価格が動くのは、トレンド相場のときです。また、1分足スキャルピングで利益を上げやすいのは、トレンド相場が大半
このように、三角持ち合いからのブレイクは、レンジ相場の値幅(大きさ)と時間の長さに比例します。これを基本として覚え、違うパターンがきたら、いつもと違うので様子見するなどと考えることができ
結局、ダマシがあるかどうかなど、わかるはずがありません。1分足のスキャルピングにおいて、動いているローソク足からダマシを判断することは難しいので、このようなときはトレードそのものを見送り、勝てる土俵になるまで待つようにします。 また、仮にブレイク後に一時的な反転を見越してトレードしたとしても、スキャルピングは、数pipsから数十pipsといった小さい利幅を狙うトレードなので、ダマシでブレイクに失敗したなどは損益に影響はありません。ブレイク失敗の判明前に、すでに決済を終えていれば問題ありませんね。結果的にダマシに
としても、時間軸が短いトレードスタイルほど、損益への影響は少なくなり
このように、ライン1つで相場環境の見方が変わり、それがトレード戦略へ大きな影響を与えます。自分が引いたラインだけが正しいのではなく、「他の見方ができないか」「違う可能性はないか」など、常に謙虚な姿勢でチャート分析をしましょう。最初からこのラインと決めつけず、いろいろ引いては消し、試してください。それが、確度の高いネックラインを見つける正しい方法
トレンドが発生すると、相場はNの字で進むので、小休止のあとトレンド回帰したら、必ず直近の安値(もしくは
を抜けてきます。つまり、戻し(押し目)を予測するだけでなく、 実際に予測通りに23.6%などのフィボナッチ比率で反転したときは、トレンド回帰して安値(高値)をさらにブレイクする確率が高くなることがわかり
エリオット波動は、N字の軌跡を波ととらえ、「上昇トレンドの場合、5つの上昇波と3つの下降波の合計8つの波で1つの周期を形成する」と定義したものです。これが相場のサイクルであり、値動きのリズムになり
まず、チャネルラインを引きましょう。図3-43を見てください。MT4の上部にある、丸印の箇所をクリックしたあと、カーソルをチャート上に持っていき、チャート上でドラッグするとチャネルラインが引けます。任意の場所にラインを引いたあと、ライン上でダブルクリックして選択し、位置などを調整するといいでしょ
見方によってはダブルボトムにもトリプルボトムにも見えることもあるので、名前にこだわる必要はありません。 目的はネックラインを見つけることです。 これを見つけると、その価格帯で売買が交錯するとわかりますね。そこから応用し、高値や安値との値幅を測る、ラインを引くなどし、スキャルピングの準備をすることができます。
このように、 ボラティリティが高い通貨ペアを狙って、トレードする通貨ペアを変えていく のがおすすめ
アジア 時間帯:8:00~14:00 通貨ペア:AUD/JPY、USD/JPY 欧州 時間帯:14:00~21:00 通貨ペア:EUR/USD、EUR/
どの通貨ペアでも、その国の午前中に取引が活発になる傾向が極めて強くあります。 ユーロならユーロ圏の午前中、つまり日本時間では15:00~19:00の数時間です。
午前中にトレードする機会が多い人は、アジア時間に動きやすいAUD/JPY、USD/JPYあたりを選択するといいでしょ
ちなみに、26:00~8:00にかけては、マーケットの参加者が極端に少なく、値動きも乏しくなるため、私はトレードを行ないません。どの業者もスプレッドが広がるのでスキャルピングには不向きで、睡眠時間にあててい
相場は変わるもの」「損益は時期により変動するもの」とあらかじめ頭に入れておくだけで、その状況になっても冷静にすごすことができ
どんな相場でも年中勝てれば理想ですが、そんな夢のようなトレードが続くことは現実にはありません。実際には、 勝てる時期に大金を稼ぎ、勝てない時期にいかに負けを減らすか、ということが大事になります。 期待値に収束さ
勝てるトレーダーは、その1回のエントリーをするために、チャート分析をして戦略を立て、自信を持って、ようやくポジションを持ちます。ポジションを取るまでに労力を割いているということです。一方、勝てないトレーダーは、
するまでに労力を使わず、ロクに分析もしません。そして、エントリーしてから右往左往し、含み損を抱えて心臓が締めつけられる思いでポジションを凝視します。こうなると、エントリーの根拠など、どうでもよくなっているでしょう。労力を使う場所を間違えてい
エントリー後に労力を使うのではなく、エントリー前にしっかり分析をして戦略を立てるようにしましょう。考え抜いたうえでエントリーするからこそ、根拠がブレず、利食いも損切りも淡々と行なえるの
次のローソク足でゾーン③に入ったポイントがBです。Aよりも期待値が高いので、いよいよ勝負する場面という感じです。Aよりもロットを上げ、利益も伸ばすようにしましょう。今回はゾーン④⑤まで到達していませんが、もしBのあと、さらにトレンドが出て④⑤に入ったら、よりロットを上げて勝負する場面
ね。移動平均線から乖離するほど、勝率はぐんと上がり
アジアタイムは、日本やオーストラリアの経済指標があります。欧州タイムは、イギリスやユーロ圏、ニューヨークはアメリカの指標です。 1分足レベルの短期トレンドは、
指標をきっかけに発生して数時間継続し、小休止して次の時間帯の経済指標に短期トレンド発生、という流れがとても多くあります。 トレード前には、その日の経済指標を必ずチェックしましょう。 そして、その国の通貨ペアを選んでトレードできれば、なおいいです
さて、今回のトレンドは、ゾーン②から⑤まで順番に到達しました。値幅は85pipsあります。短期的にはとても大きな値幅です。値幅が出ると、一般的には逆張りでは負けると思われがちです。1分足スキャルピングでは、きちんとルールを定めて反転するポイントを狙っていけば、負けるどころか、トレンドが発生して、大きな動きが出るたびに勝てるの
チャートでも、ABが第1波で、その後の上昇幅であるBCとCDの値幅が同じです。これは偶然ではなく、ABができたとき、「今回のトレンドはこれくらいの値幅出しますよ」と教えてくれているわけです(23項「⑨値幅観測」
そこで、 トレンドが発生したと思ったら、値幅を取って値幅観測をする癖をつける といいでしょ
図5-15のチャートは、ヘッド&ショルダーズボトムです。ネックラインの2倍が出たポイントと、エンベロープのゾーン①が重なっています。ここは期待値が高くなりますね。下げ相場でも、そのあとの上げでもチャンスになります。ネックラインを見つけることで、トレード判断が楽になり、1回ごとのエントリーに自信が持てるようになり
逆に、コツをつかんでいないにもかかわらず、儲けたい一心でロットを上げてしまうと、エントリーのたびにドキドキしてしまい、やがてメンタルが崩壊します。自然にロットを上げるためには、トレードに自信を持つことが大前提です。自信があるからロットを張る、自信があるからこれからも継続できるわけ
は、フィボナッチを利食いポイントに使うことがよくあります。大きく動いたとき、利幅を稼ぐときに数秒ではなく数分間ポジションを持つことがあります。そのときに、「5pips取る」「10pipsを目標にする」という数字ではなく、「フィボナッチ23.6%」を目安にするのです。そうすると、チャートで判断できるので、意外と冷静にポジションを長く持つことができます。 このように、フィボナッチとN波動の仕組みを使い、利食いポイントに活用することもでき
ナンピンをする場合、当然ながら損切りポイントをあらかじめ決めなくてはなりません。逆張りで考えると、ナンピンしていればいつか戻ると思いがちです。しかし、それは資金が無限にある場合です。そのような人はいないので、戻ってこない相場のときに、たった1回のトレードで口座資金を失います。特に、FXをはじめた最初のころは、ロット数が少なく損失も少額なため、損切りせずにナンピンしたくなる気持ちが強くあるかもしれません。しかし、そのようなトレードの癖がついてしまうと、ロットが大きくなってきたときに、メンタルも資金
切れずに崩壊してしまいます。スキャルピングをスタートしたころこそ、損切りする癖を身につけてください。 また、ナンピンするということは、エントリーの根拠が崩れているはずです。本来、損切りすべきですね。損切りせずに、さらにポジションを建てるなど、真逆の行動を取っていることになります。はたして、これは投資行動として正しいでしょうか。そんなことをしていては、いつまでたっても勝ちトレーダーになることはできませ
何があろうと、どんな相場だろうと「逆行したら損切りする」、これが勝ち続けるためのすべてです。利益確定に失敗しようが、エントリーを見逃したために機会損失になろうが、資金が減らない限り、チャンスはまたやってきます。しかし、1回で大損することだけは、トレードの世界では絶対にやってはいけないことなの
トレンドは一方向へ進み続けることはなく、一時的な反転が必ずあります。この反転を狙うので、トレンドが出なければチャンスがないことになります。逆張りなのでレンジ相場が有利だと思うかもしれませんが、レンジ相場はオーバーシュートがないので、根本的に考え方が違います。また、レンジ
ときは値動きがゆっくりで、1分足でのスキャルピングには不向きといっていいでしょ
勝ちやすい相場は、本書内のトレード例で説明したような、エンベロープに加えてネックラインになる他のテクニカル根拠が重なったときです。反転する期待値が高い根拠が2つ以上あるといいですね。 チャート分析が上手になってくると、このようなポイントをいくつも見つけられるようになります。 また、トレンドが発生
5-21のチャートの四角の箇所のように、1本ずつ安値切り下げ、高値切り上げになります。損切りした分を取り返したいからといって、次のローソク足でエントリーするなど、1本ずつ逆張りしていては連敗します。損切りしたら、ルール通り、移動平均線に戻るか次のゾーンにいくかを観察しましょう。反対売買が出ないと、陽線や陰線が数十本連続します。連敗しやすい場面なので、注意してください。逆に、このような「じり上げ」や「じり下げ」で負けを防げると、右肩上がりで資産増加が見込めます。じりじりと動く相場の見極めができれ
通常の相場ではより簡単に勝てるようになります。その意味で、勝つよりも負けを防ぐほうが重要なの
数pipsで利益確定するのではなく、移動平均線まで引っ張ると多く勝てるのではないでしょうか? 利益確定しても、もっと持っておけばよかったと思うことがよくあります。 移動平均線まで戻ることも多いので、そう感じると思います。しかし、トレンドが強いと、移動平均線まで戻らずにトレンド回帰します。そのため、強いトレンドは必ず負けることになり、トータルで勝てません。たとえば、ゾーン①でエントリーして2pipsで利益確定したあと、移動平均線に戻った場合には、10pipsくらい取れたのではないかと感じるでしょう。しかし、移動平均線に戻らずに
回帰したらどうでしょうか。そのあと、ゾーン②でエントリーしても移動平均線に戻らないとします。ゾーン③④⑤でも戻らないと、全敗してしまいますね。ゾーン⑤の場合は、いずれ移動平均線に戻るでしょう。しかし、損切りしてから戻るかもしれませんし、移動平均線に戻るまでに何十分もかかるかもしれません。もはやスキャルピングではありません。ゾーン⑤の場合は、 移動平均線までホールドするのではなく、目安10pipsが一番高い期待値です。 ゾーンごとの利食い損切り幅を思い出してください。オーバーシュートから数pipsを目安に取ることが、スキャルピングで最大限利益を出すやり方
確定を待つ必要はありません。ヒゲが出た瞬間にエントリーするので、ローソク足の実体を形成している最中にエントリーすることになります。ローソク足が確定するのを待つと、ヒゲの意味がなくなり、反転するタイミングが測れなくなります。ローソク足が確定するか否かは、時間の問題であって、相場とは無関係ですからね。反転する兆しが出たら即エントリーし
たとえば、ゾーン③に到達してエントリーしたとします。そのあと、一瞬でゾーン⑤まで値が飛ぶこともあります。これではルール通りの損切りなどできないので、やむなく損切りしたら-15pipsだった、などといった大きな負けトレードになってしまいます。
どちらにしても、クロス円は値幅が出るので、ゾーン①②は様子見が多くなり
スキャルピングで億単位を稼ぐために最終的に必要なのは、ロットを大きく張ること
その一方で、長年トレードをしていると、目線を切り替える難しさも感じます。昨日まで攻める姿勢でロットを張っていたのが、今日になって突然ロットを落としたり様子見をしたりするなど、1日で切り替えるのは難しいことです。ただ、勝ち続ける思考になっていれば、「ちょっと昨日までの流れと変わった」「トレードがかみ合わない」などの異変に早い段階で気づくことができます。 ほとんどのトレーダーは、流れが
たことに気づかず、毎日同じ感覚でトレードするから勝てなくなるのです。これは、スキルではなく考え方の問題なの
ですが、たしかに見方が変わりました。 お金を稼ぐというよりも、手法を構築したいという気持ちが強く、それがよかったのかもしれません。 手法を構築すれば、いくらでも稼げるから、今は検証や
私自身の考えで言えば、野球をやるんだったら、小さい頃はたとえ人数が少なくてものびのびと楽しめる田舎のほうがいいと思っています。田舎は、良く言えば朗らか、悪く言えばのんびりし過ぎている。ただ、子供の成長期を考えれば、ある程度の自由があってのびのび野球ができる田舎のほうがいいのかなって思うんです
佐々木監督は言う。 「たとえば160キロの球を投げるというイメージがそもそもなければ、絶対にそこまでたどり着かないものだと思います。できると思うから、そのために
本人に夢を与えたわけではなく、決していい加減な目標ではなく、計算上では『160キロが出る』と私は確信しました。そのためにも、本人の思考の在り方として、『雄星さんのようになりたい』という考えは持たないようにと大谷に言いました。『誰かみたいになりたい』という考えでは、その人を上回ることはできない。『超えたい』と思わなければダメなんだということを言い続けました」 《実際に成功した人の足跡をたどる以外に、確実に成功する方法はない》
大谷二年時の学校案内パンフレットにあったその言葉に噓はない。先人の歩みを敬い、その足跡を 辿ることが成功への近道である。ただその成功法に加えて、佐々木監督は大谷に新たな発想力を、先人を超えようとする姿勢と意識を植えつけようとしたのだ。大谷に秘められた可能性は誰よりもわかっていた。ただ、実際に高校時点で160キロを出したピッチャーはそれまでいなかった。だからこそ、「誰かみたいになりたい」と思うのではなく、憧れの領域を「超えたい」という意識がなければいけない。佐々木監督は 懇 々 と大谷にそう語り続け
「目標には、そもそも数字がないといけない。また、計画がセットされていないと目標とは言えないと思います。学生時代の私は、そのことをまったくわかっていませんでした。ただ、指導者として多くのことを学ぶなかで、人を伸ばす仕組みが少しずつわかっていきました。選手たちには数値や
といった具体的な目標を持たせ、それを達成するための計画を立てるように言い続けています。そこでは書く作業が大切です。書き記しておくことで改めて見直す作業もできます。目標を達成するためには『書くこと』は欠かせない手順だと思ってい
「器の大きさによって、木の大きさが変わることを、そのときに初めて知りました。そして、それは指導にも通ずるものがあると気づかされました。器を大きくしてあげれば、それ相応の大きさになる。『おまえはこれだけだ』と言って育てれば、それまでの選手にしか育たない、と。ある選手には段階を踏みながら、器の大きさを変えてあげることも必要だと感じまし
「どの競技をやっても、金メダルのレベルでしょうね。サッカーをやっても、190センチ以上あるフォワードとして世界でトップクラス。バスケットボールをやっていたらNBAへ行っていただろうし。陸上の100メートル走でもそう。日本人で初めて 10 秒を切ったのは、もしかしたら大谷くんだったかもしれない。あらゆるスポーツの日本の歴史上で彼はベストプレイヤーだと思っています。残念ながら日本の場合、年齢を重ねていけば野球なら野球しかできない環境がある。アメリカだと、高校時代、大学時代は二つの競技をやって両方のスポーツで刺激し合って、どちらかがとんでもなく飛び抜けていく。だいたい 18 歳から 20 歳ぐらいまでに一つの競技に絞っていくんですね。だから、とんでもない選手が出てくるんです。クレイトン・カー
ドジャース)もそうですし、この前亡くなってしまいましたがフィリーズなどで活躍したロイ・ハラデイだって、学生時代はバスケットボールの有名な選手でしたし、ヤンキースの強打者であるアーロン・ジャッジなんかは学生時代に野球、バスケットボール、アメリカンフットボールで、いずれも州の代表になっているんですよね。まさに真のアスリート。大谷くんもそのレベルですよ。当時から、それぐらい評価が高かっ
大谷に寄り添い、いつも耳を傾けてくれた両親は息子が出した結論を尊重した。父の徹さんは、高校時代のメジャー挑戦の表明を「翔平らしい」と語り、こう続ける。 「はじめはビックリしたというか、そんなことを真剣に考えていたんだなと思いましたね。ただ、翔平らしい決断だったと思います。私も他人と同じことをするのが嫌なほうなんですよ。こっちと言えば、違う方を向くところがありましてね。だから、翔平も私に似たところがあるのかなあと思うところもあって」
大きな目標に向かって進む人生ってのも楽しそう。
それに比べていまの自分は目標がないなぁ。
この2年間、評論家として、キャンプもペナントレース中も一番中日を気にかけて見ていたのだが、一番のドラゴンズ 凋落 の原因は選手にやる気がなくなったからである。指導者からいえば選手にやる気を起こさせることができなかったから。それに尽きるといっても
たとえば、私は選手に対してすぐにカッとなりやすかったのだが、いつの間にか、監督のように、若手をじっと見守り黙って成長を待つ指導法を身
つけた気がする。ドラゴンズがしぶとくて強いチームになったのは、落合監督の「見守る力」が、コーチ陣にも浸透したからではないか。その結果、選手たちは自然に自分たちで判断して、最善を尽くすことができるようになったので
こんなコミュニケーションが我々と監督の間に大きな絆を作ったし、強いチームの野球を勉強する機会にもなっていた。体力的につらかったことはつらかったが、我慢して飲んだというより、本当にお酒が好きだったし野球の話が好きな連中だった。それで、信頼関係ができたのかもわからない。 結局、朝までコースのメンバーを中心に8年間続いたのだから。
常識にとらわれるより、バッター心理から見て、いやな投手交代をしたほうがよい。これは落合監督に言われてすごく勉強になっている。 おかげで、相手の気持ちがどうなのか、一度考えて、決断するクセがついた。グラウンドで言えば、相手の嫌がることを、どんどんやる。これは粘り強く勝つための、基本中の基本だと
記憶に新しいところでは、2011年シーズン終盤、毎日のようにコメントが「選手はよく動けている」だけだったりした。 優勝が目前に迫って、選手たちが緊張で動けていないときにも、そう言っていた。緊張して足が動かなくなっている選手がこのコメントを読んだら、多少は気分が楽になるだろう。また、相手にこちらが緊張しているなと心理的に優位になる情報を与えることも
さて、潰れない選手、伸びる選手には、共通点がある。 特に投手の場合、この共通点は、大成するために絶対必要不可欠な条件だと感じる。 それは、孤独な時間をきちんと過ごせること
孤独な時間を作るのが重要なのは、それが自分を見つめ直す時間になるからだ。そして自分を見つめ直すことは、すなわち一人で野球を考えることになるの
プロのマウンドというのは想像以上に孤独な場所である。孤独と友達になり、孤独に勝たないとプロでは勝者になれない。 相手を知る前に、孤独に慣れ、技術的にも精神的にも、自分をしっかりわかっておかないといけないのだ。そのためには孤独な時間をうまく
ぽつんとした人生はイヤだが、一人で何もせずに考えているのは大好きである。私は釣りが大好きだが、とても私の性に
オフや試合後、一人でゲームやパチンコをやっている投手は、なかなか一人前にならない。それだったら、まだ麻雀で勝負の駆け引きを学び、相手の心理を読む訓練をしてくれたほうがよい。 若い選手たちには、たまにこういう話もするのだが、「何をどうやって考えればいいんですか?」などと聞かれることがある。一人で考える習慣ができていないのである。私はそんなときこう
落合監督が成功した理由に、すべて自分でやるのではなく、任せることの重要さを理解していたことはとても大きかったと思う。 投手交代や若手投手の育成などを任されたことは散々書いたが、それまでのチームのコーチ時代と比べて、同じ投手コーチだった中日の最初の2年ですら、与えられるものが相当多かったので
プロ野球も人気商売だから、ファンが重要。客の呼べる人気選手を厚遇する必要があるし、ファンが喜ぶイベントには積極的に協力する。また、あまり優勝を続けると監督・選手の人件費がかさむから、そこそこでいいという経営上の判断が優先されることも、実際、チームによっては
根本さんも落合監督も、全然違うタイプではあるものの、若い選手からすれば黙って座っているだけで怖いイメージだろうが、何よりも選手への愛情を持った、人情家だと思う。裏でカバーをする優しさがなんともすばらしく、選手もどんなつらいことでも、自然についていこうとする意識が働いたのではない
これだけの経験があっても監督としては結果が出ない。
やはり落合氏あっての森氏ということなんだろうか。適材適所というか。
落合氏は身近な人からの評価が例外なく高い。
すでに述べたが、1回の攻撃からバントをし、簡単にアウトカウントを相手に与えてしまう行為はとにかく奇異に映る。メジャーリーグでプレーした経験のある選手にとって、これは野球ではない。メジャーリーグから来た選手に、それが正しい攻め方だといくら説明しても、理解を得るのは難しいのだ。
引き続き、私はキャッチャーたちの研究をしていった。すると次第に、彼らは投手 毎 に配球を変えるようなことまではせず、どんな投手であっても同じ配球パターンを使っているのがわかってきた。結局は、その配球パターンが彼らにとって「コンフォートゾーン」であり、心地がいいからこそ、その配球パターンに固執してしまうようだっ
その配球パターンが何度かうまくいくと、キャッチャーはそれをあえて
のが怖くなるという心理も働くのだろ
この傾向に気がついてからは、今度は私のほうがバッテリーの心理を読めるようになった。試合で初顔合わせのピッチャーと対戦しても、キャッチャーのパターンをつかんでいる限り、ピッチャーがどんな球を投げてくるのか予想がつきやすくなったの
古田さんのアドバイスが発端となって、徹底したキャッチャー分析をした結果、相手がどんなピッチャーでもヒットが打てた。この気づきは自分に大きな成果をもたらしたので
同じヒットであっても、打たれた原因がピッチャーの失投にあるのか、それともキャッチャーの配球ミスなのか、もしくは打者が完璧なヒッティングをしたのか、経験の浅いピッチャーはこれらの違いがよくわかってい
たりする。しかし、この違いがわかってくると野球の質は大きく変わってくる。 私はこの頃から相手選手の研究や分析に何とも言えない面白さを感じはじめ、それにはまっていくようになるの
強さを前面に出して、常に打者を威嚇する姿勢を見せなくては、いつになっても成績は上がらない。逆に弱さを見せてしまえば、相手の気迫に押されて、打ち負かされてしまうだろう。恐怖を感じれば、その恐怖に怯え、その隙を打者は狙ってくる。こうして投手は自滅の道を進んでいくのだ。 だから私は、マウンドに立つときには自分の強さだけを相手に見せつけるようにと、繰り返し話して
現役時代から私が考えているのは、野球というのは7割がメンタル、残りの3割がフィジカルということだ。長い目で見ると、精神面が強い選手のほうが体力面に勝る選手よりもいい成績を残している。私はそういうケースをこれまで何度も見てきた。メンタルが強い選手は長丁場のシーズンでも調子を崩さずに安定した成績を残せるの
抑え投手についても述べておきたい。 彼らに求められる資質は、何と言っても自制心だ。抑え投手は常に重要
一度彼らのコンフォートゾーンを見極めたら、何があっても監督はその場面に限定して登板させ続けなくてはなら
負けている場面でも、2~3イニング投げられる左腕が欲しい。こうなると、少なくとも3人の左腕がどうしても必要となる。左腕を苦手とする打者は多いので、彼らの存在は貴重なの
一方、メジャーリーグでは、センターラインを重視する戦略はあまり意味を持たない。 メジャーではパワーヒッターが多く、どの選手も引っ張る傾向がある。このためセンターラインよりも一、三塁、両翼のポジションがより重要になる。そのため、二遊間は日本ほどに注目されないの
「もっとうまくなりたい」「いい成績を残したい」という欲望が前に進むための原動力になっていたのだ。 私は野球を愛している。そしてそれをいつまでも楽しみたい。 野球は間違いなく私の「desire」なの
やっぱ継続的に結果を出してる人って、共通点ある。思考して分析して改善していく力がある。
ベイスターズは良いリーダーがいて先が明るそう。
僕が特に心がけていたのは、「勝ち続けるための目標設定」です。同じメンバーで同じ目標を掲げて同じように挑んだらまた勝てるかというと、それはほぼ不可能です。なぜなら、現状維持をしようとするとレベルは必ず下がるからです。そのため、個々がレベルをもうワンランク、ツーランク上げていけるような目標を設定しないといけませ
なぜ意図がないとダメなのか。バッターを抑えられさえすれば、結果オーライでいいじゃないかと言われるかもしれません。しかし、結果オーライという運だけで野球をやっていると、次につなげることはできません。 極論を言えば、きちんと意図を説明できるのなら、ミスをしたって、ホームランを打たれたって構わないとすら思います。勝ち続ける、活躍し続けるためには、必ず意図がないといけないの
しかし、走者をアウトにできるキャッチャーがみんな肩が強いかというとそうでもないし、肩が弱いとキャッチャーを諦めなくてはいけないかというと、そういうわけでもありません。 実は、肩の強さ以上に大事なのが、球を持ち替える動作のスピード
「プロの世界では結果がすべてだ」とよく言われますが、僕はプロセスのほうが大事だと思っています。そして、「偶然生まれたよい結果」よりも「根拠ありきで考えた末の失敗」のほうが次につながると信じています。 結果がよかったからそれでいいという考え方では、次の勝利にはつながりませ
とっさの勘が働いて「結果オーライ」となることもあるでしょう。では、どうしてとっさの勘が働くのでしょうか。それは、無意識にきちんと根拠を持っているからです。根拠もなく、ただの勘だけを頼りに試合に出るのは、プロが絶対にやってはいけないこと
特にプロの世界では、どうしても結果、結果で、プロセスが軽視されてしまいます。指導者も結果だけを見てプロセスを評価しようとしません。 プロセスをきちんと評価しないと、やっている選手も継続が難しくなり
やはりO氏と比べると格の違いというか考え方の深さ、思考力に大きな差がある気がする。監督として成績を残せなかった先入観からかもしれないが。