277.面白い生き方をしたかったので仕方なくマンガを1000冊読んで考えた →そしたら人生観変わった 堀江 貴文

私自身、いろんな本を発表したりメルマガで発信している物事の中で、かつてマンガに描かれていたことが実際に未来をつくっていく様子を何度も見てきた。遊びとはつまり、想像の中の知識を身につけるための頭の運動であり冒険なのだ。

 

日本の飲食業界は世界でも最先端の進化を遂げている。四季がはっきりしており、国中を海で囲まれ野菜から肉、魚まで豊富にとれることから、この国の支配者層は昔からグルメであった。

 

とくにJAXAの理事長、 茄子 田 シゲオの「人の悪口というのは 仲間内で言う人は〝凡人〟 口に出さない人は〝賢人〟 不特定多数に向けて発信する人は〝暇人〟」というセリフは名言だ。

 

もしも今、私が中学生だったら、絶対に投資をやっていると思う。やらない理由が

はこの鈴木商店のエピソードからファイナンスの重要性を学んだ。台湾銀行からの借り入れに頼ったこと、グループに銀行がないことなどが致命傷になったわけだ。だから私は銀行に頼らず、直接金融にこだわった安定経営を目指したのだ。  そうした学びから経営を行っていたはずでも、落とし穴は思わぬところにあった。検察、そしてメディアからの攻撃だった。

 

何故なら、これから人々の仕事の多くは自動化され、労働時間は短くなる。そうすると余暇をどう過ごすかが重要になっ

 

「マンガはしょせん遊び」「実利になることは書いていないつくり話」という先入観をひっくり返してくれる実用的なマンガを紹介しよう。  そもそもマンガとは、言い換えれば「時短メディア」なのだ。マンガは絵がある分、情報量が多い。文章であれば数行読まなければならないような人物描写や風景描写も、1枚の絵で表現することができる。そうして視覚情報で示されることで、難しいテーマでも理解しやすい。しかも細かなデータは文章で補足することも可能だ。  マンガはこれからの時代に必要なメディアだ。SNSによってコンテンツが増えた時代において、大量の情報を効率よく吸収してゆくために、マンガというメディアが大きな可能性を持っていると私は考えている。

 

テレビ局をめぐる闇についてはネットなどで散発的に噂レベルでは上がるものの、大々的に報道されることはまずない。たとえば格闘技テレビ中継と暴力団とのつながりだ。私も実際に名の通った格闘技団体の楽屋裏でその筋の人を見かけたことがある。おそらく氷山の一角なのだろう。また、下請けの製作会社のADなどの過酷な労働環境も報道されることはないが、このマンガでは赤裸々に描かれている。

 

実は企画協力者「メンズバイヤーMB」氏は、有料メールマガジンでファッションコンサルティングをしている。なんと私の有料メールマガジンに次いで二番(2015年)の売り上げを確保している。メルマガだけでウン千万の売り上げだ。  男性向けのコーディネートに役立つ情報を提供しているのだが、ユニクロなどの格安店を活用した、コスパの高いコーディネート提案を多数行っていることが読者の支持を集めている。最近はオンラインサロンも始めており、こちらも大人気だという。

 

堀江さんは細かい遊びまでたくさんやってるじゃないですか。誰もやってないようなゲームアプリでも遊んでる。僕、インターネット系の経営者が遊びをつくっていくのが大事だと思っているんですよ。  今、インターネット系の経営者で遊んでる人いないですよね。彼らがネットでの新しい遊びに気づくとは思えないんですよ。だから結局、エンターテインメントがスマホの中でまだ全然始まってないんですよ。

 

マンガって1ページあたりの情報量が多いので、単位時間あたりに取れる情報がすごく多いから「時短メディア」にもなる。マンガって実はけっこう役に立つんだよな。なので、別に偏見とか持たずに読めばいいと思うんですよ。今はiPhoneアプリもあって、こっそり読めるし(笑)。

 

栄光なき天才たち』(森田信吾・画、伊藤智義・作、集英社)※5章