話題になってるから読んでみたが、勉強になったわ。
先入観よくない。
がもし、母校で 15 分間だけ学生たちに何かスピーチをしてくれと頼まれたら、「学生はバイトをするな」というテーマで話をする。バイトではなくインターンがおすすめだとか、そういう話ではない。インターンもする
バイトやインターンをする時間なんて無駄だ。企業の手足となりながら、自分の貴重な青春時代を、1時間800円とかで安売りしている。いい
経験だなんて言いながら、学生たちは皆バイトやインターンをしているが、嫌でも数年後には社会に出るのだ。登山やダイビングでもあるまいし、 社会に出るための社会経験など、本来必要がない ものだ。 バイトやインターンをして何が一番もったいないかというと、「雇われ癖」がつくこと だ。学生時代にバイトをすると、一番最初の「働く」という体験が、人に雇われることになって
「時給800円や1000円のバイトをするくらいなら、親から金を借り
起業しろ」と言いたい。
就職経験がいけないという話ではない。人生で一番最初の「働く」という経験が「雇われる」経験だと、「雇われ癖」がついてもったいないという話だ。 学生こそ、起業して会社を売却すれば
連続起業家たちは、自己実現の手段として、起業が最もシンプルかつ有効な方法だということを理解し、体感もしているため再起業するわけだが、他にも知られざる理由がある。 実は、 起業は「数を重ねるごとに有利になっていくゲーム」 なの
つまり、 会社を売却すると、未来の利益も含めて会社の価値を算出し、買い取ってもらえることになる のだ。将来生み出されるはずの利益を先に手に入れるのは、時間を先取りすることと同義だと言えるのではないだろうか。 将来の利益を数年分先取りするということは、会社を売れば寿命が数年延びるということと同義である。 これが、僕が会社売却を進める最大の理由だ。 会社売却は未来の利益を先取りするため、お金も時間も一度に手に入れることができる の
ゆったりしたライフスタイルを実現するために、地方に引っ越して家賃や人件費などの固定費を下げ、人との打ち合わせなどのコミュニケーションコストを減らすという人は、最近少しずつ増えているようだ。 だが、 仕事をするかしないかまでの究極論にはなかなかならない のが現実
楽しいことだけ経験して好きになっても、プロとしてやっていけるわけがない。 「好きを仕事にする」なんて、自己肯定バイアスのたまもの
サクッと起業して、サクッと売却した後は、世界一周の旅に出るのも自由だ。 思う存分、自由な時間を満喫していると、そのうちにまたやりたいことが見つかるものだ。 僕自身、会社を売った後、海外旅行をすることが多い。香港、マカオ、ロサンゼルス、ニューヨーク、ドバイは、仕事でもプライベートでも何度も
た。 海外へ行くとあらゆることから刺激を受ける。買い物一つ、食べ物一つとっても、何から何までもの珍しい。 当たり前だと思っていた日本での前提知識が全く異なり、ハッとさせられることも多い。
海外を見ると視野が広がり、日本からだけの一方的なものの見方をしなくなる。今まで微塵も疑うことのなかった常識を疑い始める。 こうした体験は、間接的にその後のビジネスに役立っていると思う。
人間は影響を受けやすい生き物だ。今勤めている会社や周りの環境に、どうしても自分の意思決定が引っ張られてしまう。周りの目が気になる。 その枠から飛び出して発想したり、生き方を変えたりするのは至難の業だ。 だからこそ、働き方を考えるための「働かない期間」を意識的に取るべきだ。 会社を
友人の一岡君からこんな話を聞いた。「実は、本田宗一郎もサクッと作った会社をトヨタに売却している」。本田宗一郎は、東海精機重工業を豊田自動織機に売却した後、「人間休業」と称して1年間の休養に入った。そして、休養後に創業した会社が本田技術研究所だ。 実は、この手の話は多い。ソフトバンクの孫正義さんも、自動翻訳機を松下電器に売却後、1年以上にわたってビジネスモデルを考え、今の
を作ったのだ。 「踊り場」を意図的に作って「人間休業」することが、想像以上に人生を飛躍させることにつながる。
本を数千冊買って、ホテルの一室で数カ月間読みふけることなんて、金がなきゃできない。 勉強はとにかく金がかかる。昔(平安時代とか)から、勉強は金持ちがやるもの
しかし、それではもったいない。 起業は何回もやればやるほど得意になっていく。早い段階で始めて回数を重ねたほうが「強く」なれる。 やりたいなら、一日も早く始めるべき
多少損な取引を強いられたり、ぼったくられてしまうのは、勉強代と割り切るしかない。実際のところ、起業したら、騙されるに決まっている。騙されるのを怖がっていたら、誰とも契約なんてできない。 企業というものは、仕入れたものに利益を乗せて販売している。そういう意味では、赤字の会社以外、 99%の会社がぼったくっているの
実は、詐欺師には起業家出身が多いのだ。起業に何度も失敗しているうちにひねくれて、楽して稼ごうという気持ちが強くなっていってしまうのであろ
ビットコインは何もしなくても、寝ていても値上がりしたなんて言う人もいるが、人間、寝て待つだけほど難しいことはない。すぐ利益確定のため換金したくなったり、他の仮想通貨に乗り換えたりしたくなるのが人間だ。自分がプレイヤーとなって熱中していたほうが、よほど迷うことも少ないと
親が金持ちなのは、自分の持って生まれた運の良さであり、それもまた才能で
親の会社の中で起業させてもらえば、損しても親の税金対策になるし、税理士だって親が契約しているところをそのまま使わせてもらえばよい。事業が軌道に乗ってから親元からスピンアウトしたほうが、よほど経済合理性が高い。
また、金持ちのボンボンは、事業の発想が面白い。僕みたいな貧乏人の家の子ではないから、金儲けに対する執着心が少ない。そのためか、マネタイズのポイントを後にずらした面白い収益モデルを思いつきやすい傾向にあるのだ。 そして、お金にならなさそうだけど面白いコンテンツが出来上がってきて、人が集まり、結果として金になる、みたいな事業になる場合が
金持ちのボンボンは、起業に向いているから、絶対に起業するべきだ。 ついでに言えば、容姿に自信のある若い女の子も絶対に起業するべきだ。若くてかわいければ、投資家からも取引先からもちやほやされる。その「イージーモード」の間に、しっかり経験を積み、実力をつけておくの
金持ちのボンボンと美女こそ起業
僕もそのオーナーも、今や自分のお金の大部分はネットバンクに預けているだけだ。 ネットバンクは非常に良い。どこの銀行とも証券会社とも異なり、営業に来る文化がないからだ。電話で仕事が中断されることもないし、いちいち営業に来られることも
ただ、富裕層の世界を知らない人なら、プライベートバンクに一度預けてみて資産運用をサポートしてもらったり、コンシェルジュサービスを受けたりするのも、人生経験の一環としていいのではないだろう
もっとわかりやすく言えば、会社を売って旅に出たい人はM&Aの「売り手側」に、IPOをして会社を成長させたい人はM&Aの「買い手側」に回ることになる。
仲介という業務の性質上、ある程度の情報の非対称性がないと成立しないのだ。「あの会社の社長を紹介します」と仲介者が言っても、「あぁ、その会社の社長とはゆうべ一緒に寿司食ったよ」なんて言われれば、仲介者の意味はなくなって
起業はとにかく情報戦だ。情報を制するものが起業を制する。はじめて起業して、情報がない人は、とにかく情報に投資しろと言いたい。ネットに落っこちている無料の情報だけで事足りるような虫の良い話はない。本を買う、有料メルマガを購読する、noteに課金する、セミナーに通う、コンサルを受けるなど、とにかく情報に投資するべきだ。 特に、お金のない時ほど情報に投資すると良い。情報がないから金がなくなってしまっているのだ。
マインドセットの差で評価が変わるのは当然である。 そういう意味では、「適切な妄想力」は事業計画の策定においてはすごく大事である。
起業家にはファイナンス周りの勉強が欠かせない。起業したら、まずはファイナンスの知識をつけることをおすすめする。もっと言えば、 起業家の必須科目は、ファイナンス、会計、法務、税務 だ。 これらがわからないと、ルールをわからずにゲームをプレイするに
例えば、僕は駆け出しの頃、顧問税理士に無理を言って、決算書と法人税申告書を一期分だけ自分で作らせてもらっ
何度か断られながらも、僕は無理やりお願いして、わかるまで丁寧に作り方を教えてもらった。おかげで、決算書や法人税申告書に対する苦手意識が消えた。書類の役割が理解できたし、作り方もわかった。 自分がどれだけのノウハウや工数に対して顧問料を払っているのかを
できたのも収穫だった。税理士とは、自分には到底理解できないものすごい知識をもった人だという思い込みが消え、対等に交渉できるようになった。
起業とは、ある種、このジレンマとの戦いである。本当は、起業家たちは心の底で「今付き合ってくれなかったヤツらとなんて、一生付き合うものか」と思うであろうが、そうも言ってられないのが現実である。こちらが少し大きくなったらまた声をかけていく、ということを繰り返しながら、 実績と信用を作っていかなければならない の
実態が伴っていないのに、自分を大きく見せるなんて詐欺じゃないか
真面目な人もいるかもしれないが、なにも詐欺を働けと言っているわけではない。 自らが作ったバブルに追いつけるくらいの努力を必死にしなさい という話だ。 そういう意味では、起業は、バブルを作り出す努力とバブルに追いつく努力の両方がきちんと組み合わさらないとうまくいか
今、企業の与信の在り方が大きく変わってきている。 一昔前は、与信管理と言えば帝国データバンクや東京商工リサーチだった。 これらに登録され、利益や売上の金額、借金の金額によって評点がつけられる。これが高ければ良い会社、悪ければ危ない会社だった。 単純に言えば、3期連続黒字で自己資本比率が高い会社は与信が高い。そもそも帝国データバンクに掲載してない会社は論外。こんな感じだっ
でも、今は全然違う。 SNSで社長が誰と友達か、どんな発言をしているのか、どんなプレスリリースを出しているか、頻繁に情報発信しているか、を与信と
SNSに情報を出さず、お金だけ持っている会社、利益だけ上がっている会社は、今の時代、得体の知れない者扱いされ、与信が低くなって
誰が支援しているのか、どこかで見たことがあるか、裏の仕掛人が誰か、などが企業の信用になっている。 だから、最近のベンチャー企業は資金調達をすると必ずプレスリリースを出す。一昔前は、資金調達をしたからと言ってプレスリリースを出すこと
なかった。これも与信が変わってきた証拠だ。出所のわからないお金では信頼されないのだ。どのエンジェルから、どの企業から、どのVCからフォロー(投資)されているかが重要な時代なの
そのため、今からコミュニティを作っていこうとする企業は、ますますPRにお金をかけないと認知されない状態になってきている。ホームページを持っていない会社が存在しないように、今後はコミュニティを作ることも必須になってくるのだろ
会社がつぶれたらほとんど何も残らない。手元に何も残らないのは少し寂しい。 会社を作った瞬間から、本来ならいつか売ることを考えながら行動する
があるのだ。
ところが、会社を売った後のことが不安で、せっかく売れる会社を作ったのに売る決断ができない人、買い手がいるのに売るのを渋る人は少なくない。 これは、自分の会社に愛着があるというよりも、ゆるやかではあっても
を続けている会社にいて役員報酬が定期的にもらえる「コンフォートゾーン」から出るのが怖いだけだったり
しかし僕に言わせれば、成長曲線が鈍くなった会社を持ち続けて、その後も事業が拡大していく保証はどこにもないの
起業を株式投資として考えると、究極のインサイダー取引だ。 サクッと起業してサクッと売却して儲かる理由は、これが超合法的インサイダー取引だからなの
自分で成長が鈍化しそうだとわかるのであれば、なおさらその少し前に売却すべきだ。短期間でバリューアップできる局面がなくなってきたら売り
なのだ。そして、少しコツがあるとしたら、天井に到達する前に売ってしまうこと
敵対的買収などという言葉があるが、これも言葉の綾だ。 売り手側の株主が合意しているからこそ、買収が成り立つ。スクイーズアウト、売渡請求といった言葉もM&Aにはあるが、それ相応の対価も払わずに、勝手に乗っ取ったり、追剥をしたりするような真似は物理的に
だ。 メディアが自分たちで理解できない金融というものを、さぞ悪者のように書き立ててきたため、いまだにこのような誤解が付いてまわる。