248.現代洗脳のカラクリ 苫米地英人

もっと言えば、会社の同僚や隣近所の人から「○○くん、顔色悪いよ」「○○ちゃん、キレイになったね」といった言葉によって人の気持ちは簡単に変化し、気分が良くなったり、悪くなったりします。 こういった日常的に交わされる、たわいのない言葉。誰も真に受けないような 常套句 ですら、すでに情報操作なの

 

これは読書や映画鑑賞なども同様です。何かを見たり、聞いたりして心を動かされることは洗脳であり、究極的には、情報に触れることすべてが広義の洗脳なのです。 とはいえ、そうなってしまうと、人間の活動のほとんどすべてが洗脳、あるいは

 

 

と関わりあることになってしまいます。ですから、洗脳は広義ではなく、狭義で、しっかり正確に定義する必要があります。

 

何しろ、近年のアメリカは、ウォールストリートを舞台にした金融市場が大きな力を持っており、富の99・9%は彼らが握ってい

 

実は、今回の選挙でトランプ氏が何か特別な洗脳手段を使ったのではないか、と疑問に思っている人もいるようですが、実際は話が逆で、トランプ氏は大衆洗脳を解いたほうだったのです。 洗脳はオバマ大統領時代までのほうで、メディアとウォール街による大衆操作によって、有色人種の大統領を選んだことだったの

 

ここを多くの人たちが見誤っています。 7割白人がいる国で、白人バンザイを叫ぶ候補者が大統領に就任した。 これこそが当たり前のことであり、人間の本性として正常なのです。