212.最強のFX 1分足スキャルピング ぶせな

てモチベーションが高い日……これらが交互に襲ってきて、あなたの感情を揺さぶるのです。

 

 私はこの感情を楽しんでいます。なぜ楽しめるかというと、「 期待値の高いやり方を身につけている」からです。FXは、

 

次に、決済のタイミングです。  目安は、プラスのとき(利益確定)も、マイナスのとき(損切り)も、2pipsが目安になります。正確に2pipsではなく、目安として考えてください。数秒~数十秒単位のスキャルピングなので、決済は数字で決めるべきではありません。あくまでも、プラス方向へ伸びたら

 

に決済する、逆に、逆行したら損切りを即行なう、というイメージです。それは、1.5pipsでも、2pipsでもかまいません。このあたりは少し経験を要しますが、チャートを見て判断します。いつも2pipsと決めてしまうと、相場とは関係なく数字でトレードすることになってしまいます。エントリーはチャートで判断したのに、イグジットは数字で決めるのは変ですよね。エントリーからイグジットまで、すべてチャートを見て判断するようにし

 

相場は安値更新して一時的に反転し、また安値更新して反転します。これが相場の基本的な仕組みです。エンベロープのゾーンは、この反転するタイミングを示してくれ

 

ゾーン②を突き抜けて、ゾーン③にいくこともあるため、反転のサイン(ヒゲ出現)を必ず待ちます。  では、ゾーン②でトレードが

 

同じゾーン①にあるにもかかわらず、何度もエントリーすることはないということを覚えておいて

 

あくまでもヒゲが出るのを待つのが重要であって、

にきたからすぐにエントリーするのではありませ

は、「相場は移動平均線から乖離したら戻る」という概念が最も重要だから

 

利食い損切り幅は、常に1対1にしておきます。これを、リスクリワード比率といいますが、1対1をキープしておけば、あとは相場本来の反転する確率に期待値は収束します。外側のゾーンほど反転する確率が高くなる、つまり、トレードの勝率が上がることになり

 

ゾーンのより外側でエントリーするときは、ヒゲの長さを長めにとります。 そうすることで、ダマシを防ぐことができます。長めといっても、何pipsと決まっているわけではないので、次のように覚えてみてください。 ・ゾーン①②は1ティック ・ゾーン③④⑤は2ティック  このティックというのは、1回の値動きです。つまり、ゾーン①②だと、ヒゲが出た瞬間(1回分の反転)ということになります。ゾーン③④⑤では2ティックなので、ヒゲが出て(1回分の

 

さらにもう1回分ヒゲが伸びる(2回分の反転)のを確認してからエントリーします。  たとえば次のような

 

欧州時間は17:00、ニューヨーク

なら21:30などです。毎日トレード前にチェックして、経済指標の時間を忘れないようにしましょ

 

ね。それが、「逆指値注文」です。これは、「含み損が何pipsになったら自動的に損切りしてくれる」という注文方法です。たとえば、逆指値の設定を-15pipsに設定しておけば、損切りを躊躇して含み損が拡大しはじめても、-15pipsになった瞬間、勝手に注文されるため、ポジションがなくなります。ポジションは勝手に決済されるのですが、これ以上の含み損が増えることがないので、どんなにメンタルが崩れて損切りが遅れようが、最大損失が-15pipsになります。いわば、保険のようなものですね。 コツコツドカンがない安心感は大きい  通貨ペアにもよりますが、私は、15pipsから20pipsを目安に損切り設定

 

しています。これで、どんな変なトレードをしようが、コツコツドカンでの大損が事実上なくなります。この安心感は計り知れないほど心理的にいい影響を与えてくれます。大損がなくなるので、あとは本来の目的である利益を追求することに専念することができるの

 

相場の流れを3段階で把握することを基本とし、これよりもトレンドラインが多いか少ないかで、トレンドの強弱を判断することもできます。私の経験上、この「3」という数字は、どの時間軸にトレンドラインを引いても、同様に機能します。ラインを引く際の基本の考えとして、おすすめしたい数字です。  トレンドラインに限らず、

 

C、D、Eでぴったり反発していますが、これは偶然ではありません。トレンドには、必ずといっていいほど決まった上下動の波があり、一定の値幅をキープして進んでいきます。すべてのトレンドがこのようなきれいなチャネルラインになるわけではありませんが、ほとんど

 

トレンドは、チャネルラインが引けると考えてください。なお、上昇トレンドの場合は、逆になり

 

相場には、レンジ相場とトレンド相場がありました。レンジ相場のときは、安値→高値→安値→高値と一定の間隔で価格が上下しているので、これを直線で表すと「Nの字」になります。  一方、トレンド相場の場合は、ブレイクしてローソク足が長く伸びたり、一時的な急騰や急落があったりするので、「Nの字」をイメージしにくいかもしれません。しかし、どんなに強いトレンドでも、最終的にはNの字

 

これは、どんなに強い上昇トレンドでも、一方向へ上がり続けることはなく、必ず押し目をつけながら上昇していく、という相場の習性があるから

 

チャネルラインをブレイクすると、そのチャネルラインの倍の値幅が出ることがよくあります。それは、「相場は達成感があるまで進む」という習性があるから

 

しかし、三角持ち合いの場合はラインが斜めなので、毎回角度が違い、意識していないととても見つけにくいの

 

レンジ相場が次第に窮屈になってくると、たまっていたパワーを放出するかのように一気にブレイクします。 三角形の先端にいくとブレイクする、と考えて

 

FXにおいて、売買高が急増して価格が動くのは、トレンド相場のときです。また、1分足スキャルピングで利益を上げやすいのは、トレンド相場が大半

 

このように、三角持ち合いからのブレイクは、レンジ相場の値幅(大きさ)と時間の長さに比例します。これを基本として覚え、違うパターンがきたら、いつもと違うので様子見するなどと考えることができ

 

結局、ダマシがあるかどうかなど、わかるはずがありません。1分足のスキャルピングにおいて、動いているローソク足からダマシを判断することは難しいので、このようなときはトレードそのものを見送り、勝てる土俵になるまで待つようにします。  また、仮にブレイク後に一時的な反転を見越してトレードしたとしても、スキャルピングは、数pipsから数十pipsといった小さい利幅を狙うトレードなので、ダマシでブレイクに失敗したなどは損益に影響はありません。ブレイク失敗の判明前に、すでに決済を終えていれば問題ありませんね。結果的にダマシに

 

としても、時間軸が短いトレードスタイルほど、損益への影響は少なくなり

 

このように、ライン1つで相場環境の見方が変わり、それがトレード戦略へ大きな影響を与えます。自分が引いたラインだけが正しいのではなく、「他の見方ができないか」「違う可能性はないか」など、常に謙虚な姿勢でチャート分析をしましょう。最初からこのラインと決めつけず、いろいろ引いては消し、試してください。それが、確度の高いネックラインを見つける正しい方法

 

トレンドが発生すると、相場はNの字で進むので、小休止のあとトレンド回帰したら、必ず直近の安値(もしくは

 

を抜けてきます。つまり、戻し(押し目)を予測するだけでなく、 実際に予測通りに23.6%などのフィボナッチ比率で反転したときは、トレンド回帰して安値(高値)をさらにブレイクする確率が高くなることがわかり

 

エリオット波動は、N字の軌跡を波ととらえ、「上昇トレンドの場合、5つの上昇波と3つの下降波の合計8つの波で1つの周期を形成する」と定義したものです。これが相場のサイクルであり、値動きのリズムになり

 

まず、チャネルラインを引きましょう。図3-43を見てください。MT4の上部にある、丸印の箇所をクリックしたあと、カーソルをチャート上に持っていき、チャート上でドラッグするとチャネルラインが引けます。任意の場所にラインを引いたあと、ライン上でダブルクリックして選択し、位置などを調整するといいでしょ

 

見方によってはダブルボトムにもトリプルボトムにも見えることもあるので、名前にこだわる必要はありません。 目的はネックラインを見つけることです。 これを見つけると、その価格帯で売買が交錯するとわかりますね。そこから応用し、高値や安値との値幅を測る、ラインを引くなどし、スキャルピングの準備をすることができます。

 

このように、 ボラティリティが高い通貨ペアを狙って、トレードする通貨ペアを変えていく のがおすすめ

 

アジア  時間帯:8:00~14:00  通貨ペア:AUD/JPY、USD/JPY 欧州  時間帯:14:00~21:00  通貨ペア:EUR/USD、EUR/

 

どの通貨ペアでも、その国の午前中に取引が活発になる傾向が極めて強くあります。 ユーロならユーロ圏の午前中、つまり日本時間では15:00~19:00の数時間です。

 

午前中にトレードする機会が多い人は、アジア時間に動きやすいAUD/JPY、USD/JPYあたりを選択するといいでしょ

 

ちなみに、26:00~8:00にかけては、マーケットの参加者が極端に少なく、値動きも乏しくなるため、私はトレードを行ないません。どの業者もスプレッドが広がるのでスキャルピングには不向きで、睡眠時間にあててい

 

相場は変わるもの」「損益は時期により変動するもの」とあらかじめ頭に入れておくだけで、その状況になっても冷静にすごすことができ

 

どんな相場でも年中勝てれば理想ですが、そんな夢のようなトレードが続くことは現実にはありません。実際には、 勝てる時期に大金を稼ぎ、勝てない時期にいかに負けを減らすか、ということが大事になります。 期待値に収束さ

 

勝てるトレーダーは、その1回のエントリーをするために、チャート分析をして戦略を立て、自信を持って、ようやくポジションを持ちます。ポジションを取るまでに労力を割いているということです。一方、勝てないトレーダーは、

 

するまでに労力を使わず、ロクに分析もしません。そして、エントリーしてから右往左往し、含み損を抱えて心臓が締めつけられる思いでポジションを凝視します。こうなると、エントリーの根拠など、どうでもよくなっているでしょう。労力を使う場所を間違えてい

 

エントリー後に労力を使うのではなく、エントリー前にしっかり分析をして戦略を立てるようにしましょう。考え抜いたうえでエントリーするからこそ、根拠がブレず、利食い損切りも淡々と行なえるの

 

次のローソク足でゾーン③に入ったポイントがBです。Aよりも期待値が高いので、いよいよ勝負する場面という感じです。Aよりもロットを上げ、利益も伸ばすようにしましょう。今回はゾーン④⑤まで到達していませんが、もしBのあと、さらにトレンドが出て④⑤に入ったら、よりロットを上げて勝負する場面

 

ね。移動平均線から乖離するほど、勝率はぐんと上がり

 

アジアタイムは、日本やオーストラリアの経済指標があります。欧州タイムは、イギリスやユーロ圏、ニューヨークはアメリカの指標です。  1分足レベルの短期トレンドは、

 

指標をきっかけに発生して数時間継続し、小休止して次の時間帯の経済指標に短期トレンド発生、という流れがとても多くあります。 トレード前には、その日の経済指標を必ずチェックしましょう。 そして、その国の通貨ペアを選んでトレードできれば、なおいいです

 

さて、今回のトレンドは、ゾーン②から⑤まで順番に到達しました。値幅は85pipsあります。短期的にはとても大きな値幅です。値幅が出ると、一般的には逆張りでは負けると思われがちです。1分足スキャルピングでは、きちんとルールを定めて反転するポイントを狙っていけば、負けるどころか、トレンドが発生して、大きな動きが出るたびに勝てるの

 

チャートでも、ABが第1波で、その後の上昇幅であるBCとCDの値幅が同じです。これは偶然ではなく、ABができたとき、「今回のトレンドはこれくらいの値幅出しますよ」と教えてくれているわけです(23項「⑨値幅観測」

 

そこで、 トレンドが発生したと思ったら、値幅を取って値幅観測をする癖をつける といいでしょ

 

図5-15のチャートは、ヘッド&ショルダーズボトムです。ネックラインの2倍が出たポイントと、エンベロープのゾーン①が重なっています。ここは期待値が高くなりますね。下げ相場でも、そのあとの上げでもチャンスになります。ネックラインを見つけることで、トレード判断が楽になり、1回ごとのエントリーに自信が持てるようになり

 

逆に、コツをつかんでいないにもかかわらず、儲けたい一心でロットを上げてしまうと、エントリーのたびにドキドキしてしまい、やがてメンタルが崩壊します。自然にロットを上げるためには、トレードに自信を持つことが大前提です。自信があるからロットを張る、自信があるからこれからも継続できるわけ

 

は、フィボナッチを利食いポイントに使うことがよくあります。大きく動いたとき、利幅を稼ぐときに数秒ではなく数分間ポジションを持つことがあります。そのときに、「5pips取る」「10pipsを目標にする」という数字ではなく、「フィボナッチ23.6%」を目安にするのです。そうすると、チャートで判断できるので、意外と冷静にポジションを長く持つことができます。  このように、フィボナッチとN波動の仕組みを使い、利食いポイントに活用することもでき

 

ナンピンをする場合、当然ながら損切りポイントをあらかじめ決めなくてはなりません。逆張りで考えると、ナンピンしていればいつか戻ると思いがちです。しかし、それは資金が無限にある場合です。そのような人はいないので、戻ってこない相場のときに、たった1回のトレードで口座資金を失います。特に、FXをはじめた最初のころは、ロット数が少なく損失も少額なため、損切りせずにナンピンしたくなる気持ちが強くあるかもしれません。しかし、そのようなトレードの癖がついてしまうと、ロットが大きくなってきたときに、メンタルも資金

 

切れずに崩壊してしまいます。スキャルピングをスタートしたころこそ、損切りする癖を身につけてください。  また、ナンピンするということは、エントリーの根拠が崩れているはずです。本来、損切りすべきですね。損切りせずに、さらにポジションを建てるなど、真逆の行動を取っていることになります。はたして、これは投資行動として正しいでしょうか。そんなことをしていては、いつまでたっても勝ちトレーダーになることはできませ

 

何があろうと、どんな相場だろうと「逆行したら損切りする」、これが勝ち続けるためのすべてです。利益確定に失敗しようが、エントリーを見逃したために機会損失になろうが、資金が減らない限り、チャンスはまたやってきます。しかし、1回で大損することだけは、トレードの世界では絶対にやってはいけないことなの

 

トレンドは一方向へ進み続けることはなく、一時的な反転が必ずあります。この反転を狙うので、トレンドが出なければチャンスがないことになります。逆張りなのでレンジ相場が有利だと思うかもしれませんが、レンジ相場はオーバーシュートがないので、根本的に考え方が違います。また、レンジ

 

ときは値動きがゆっくりで、1分足でのスキャルピングには不向きといっていいでしょ

 

勝ちやすい相場は、本書内のトレード例で説明したような、エンベロープに加えてネックラインになる他のテクニカル根拠が重なったときです。反転する期待値が高い根拠が2つ以上あるといいですね。 チャート分析が上手になってくると、このようなポイントをいくつも見つけられるようになります。  また、トレンドが発生

 

5-21のチャートの四角の箇所のように、1本ずつ安値切り下げ、高値切り上げになります。損切りした分を取り返したいからといって、次のローソク足でエントリーするなど、1本ずつ逆張りしていては連敗します。損切りしたら、ルール通り、移動平均線に戻るか次のゾーンにいくかを観察しましょう。反対売買が出ないと、陽線や陰線が数十本連続します。連敗しやすい場面なので、注意してください。逆に、このような「じり上げ」や「じり下げ」で負けを防げると、右肩上がりで資産増加が見込めます。じりじりと動く相場の見極めができれ

 

通常の相場ではより簡単に勝てるようになります。その意味で、勝つよりも負けを防ぐほうが重要なの

 

数pipsで利益確定するのではなく、移動平均線まで引っ張ると多く勝てるのではないでしょうか? 利益確定しても、もっと持っておけばよかったと思うことがよくあります。  移動平均線まで戻ることも多いので、そう感じると思います。しかし、トレンドが強いと、移動平均線まで戻らずにトレンド回帰します。そのため、強いトレンドは必ず負けることになり、トータルで勝てません。たとえば、ゾーン①でエントリーして2pipsで利益確定したあと、移動平均線に戻った場合には、10pipsくらい取れたのではないかと感じるでしょう。しかし、移動平均線に戻らずに

回帰したらどうでしょうか。そのあと、ゾーン②でエントリーしても移動平均線に戻らないとします。ゾーン③④⑤でも戻らないと、全敗してしまいますね。ゾーン⑤の場合は、いずれ移動平均線に戻るでしょう。しかし、損切りしてから戻るかもしれませんし、移動平均線に戻るまでに何十分もかかるかもしれません。もはやスキャルピングではありません。ゾーン⑤の場合は、 移動平均線までホールドするのではなく、目安10pipsが一番高い期待値です。 ゾーンごとの利食い損切り幅を思い出してください。オーバーシュートから数pipsを目安に取ることが、スキャルピングで最大限利益を出すやり方

 

確定を待つ必要はありません。ヒゲが出た瞬間にエントリーするので、ローソク足の実体を形成している最中にエントリーすることになります。ローソク足が確定するのを待つと、ヒゲの意味がなくなり、反転するタイミングが測れなくなります。ローソク足が確定するか否かは、時間の問題であって、相場とは無関係ですからね。反転する兆しが出たら即エントリーし

 

たとえば、ゾーン③に到達してエントリーしたとします。そのあと、一瞬でゾーン⑤まで値が飛ぶこともあります。これではルール通りの損切りなどできないので、やむなく損切りしたら-15pipsだった、などといった大きな負けトレードになってしまいます。

 

どちらにしても、クロス円は値幅が出るので、ゾーン①②は様子見が多くなり

 

スキャルピングで億単位を稼ぐために最終的に必要なのは、ロットを大きく張ること

 

その一方で、長年トレードをしていると、目線を切り替える難しさも感じます。昨日まで攻める姿勢でロットを張っていたのが、今日になって突然ロットを落としたり様子見をしたりするなど、1日で切り替えるのは難しいことです。ただ、勝ち続ける思考になっていれば、「ちょっと昨日までの流れと変わった」「トレードがかみ合わない」などの異変に早い段階で気づくことができます。  ほとんどのトレーダーは、流れが

 

たことに気づかず、毎日同じ感覚でトレードするから勝てなくなるのです。これは、スキルではなく考え方の問題なの

 

ですが、たしかに見方が変わりました。 お金を稼ぐというよりも、手法を構築したいという気持ちが強く、それがよかったのかもしれません。 手法を構築すれば、いくらでも稼げるから、今は検証や