34.10年後破綻する人、幸福な人 荻原博子

・官製相場とは

国が株価をコントロールする相場、年金、日銀、共済、ゆうちょ銀行、かんぽ生命
 
・官製給料相場とは
政府が賃上げしない企業にペナルティ与えることによる給与上昇。
東証1部の46.7%が賃上げ→アンケート未回答を考慮すると実際は20%程度。
 
給料よりも株主への配当を重視する傾向へ。
 
・オリンピック 
オリンピックを終えた国は必ず不況におちいっている。例外:アトランタ
 
・日本の借金 
日本の国債残高千兆円。9割は政府の身内がもっている。ギリシャと違い、破綻リスク少ない。
 
オリンピックが終わったら都心の地価は暴落することは不動産業者なら誰でも織り込み済み。
 
インフレは一朝一夕には起きない。兆しが見えてから対策しても間に合う。
 
・借金
平均借入金残高
30代1668万円
40代1823万円
借金が少ない人は身軽で変化に対応しやすい。
 
・保険
個人年金はインフレでリスクあり、よくない。
 
・介護問題
40、50代にかけては、社内の昇進競争が最も激しくなる時期なので、ライバルに弱みを見せたくないと介護を隠したり、無理してしまう人が多い。
 
はっぴーライフ辻川さんのホームページ見るべき。
 
10年後看護師バブル、人が余り、介護へ流れる
東京オリンピック後の不況で主婦が介護職へ流れる。
 
テクノロジーの進歩により介護状況は改善されていく。ロボット、パワーアシストスーツ
 
→介護ジャンルへの先行投資を考える。
 
・賃貸か購入か
65歳で地方暮らしするなら賃貸が1000万円得する。
 
・20年後の未来
クラウドソーシングの時代
縦働きからヨコ働きへ
「組織は、階層を増すほど低下する」 ドラッカー
 
20年後には会社も、一握りのマネジメントができる正社員と不特定多数のフリーの専門家という構成が主になっていくのでしょう。
 
生活目線での女性の起業が盛ん。妻がビジネスの最大のパートナーになるかも。
 
・まとめ
寿命は100歳になる。70、80歳まで働けるように。そんな中で心豊かに健康に楽しく過ごすためには、無理しない程度の仕事、一緒にご飯を食べてくれる友人と、パートナーとして相談相手になってくれる妻。特に、子供が巣立っていったら生涯をともにする妻の存在はますます大切になっていく。